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予約のとれない寿司屋三代目 野本やすゆきの今日のごはんはサカナかな

もう市販には戻れない!?ふっくらしっとり、秋鮭で『手作り鮭フレーク』魚のプロ直伝

予約のとれない寿司屋三代目 野本やすゆきの今日のごはんは“サカナ”かな
こんにちは! 谷中松寿司三代目・料理家の野本やすゆきです。
この連載では、寿司屋ならではのテクニックを交えながら、家庭で作りやすいレシピをご紹介しています。
今回は【手作り鮭フレーク】です!
旬の秋鮭で作る、野本流・鮭フレーク。自分で作れば、ふっくら絶品に!では、さっそく作っていきまーす!魚のプロ直伝! おいしさの秘訣

【其の一】
酒で煮るべし!

酒で煮ることでうまみも加わり、臭みも取れておいしく仕上がります。

【其の二】
仕上げに青のり、白ごまを加えるべし!

仕上げに青のりと白ごまを加えることで香りよく仕上がります。

野本流『手作り鮭フレーク』のレシピ

材料(作りやすい分量)

生鮭の切り身……3切れ(約300g)
酒……大さじ1と1/2
砂糖……大さじ1と1/2
しょうゆ……大さじ1と1/2
白いりごま……小さじ1と1/2
青のり……小さじ1と1/2
塩……少々

作り方

(1)
鮭はスプーンで身をこそげ取り、皮と骨を取り除く。

(2)
フライパンに鮭、酒、砂糖を入れて中火にかける。
へらなどでほぐしながらひと煮立ちさせ、1〜2分煮る。色が変わってほぐれてきたらしょうゆを加える。さらに混ぜながら鮭がぽろぽろになり、汁が少なくなるまで2〜3分煮る。

(3)

弱火にして白ごま、青のりを加えて混ぜ合わせる。塩で味をととのえる。
清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で4〜5日保存可能です。

野本流【手作り鮭フレーク】のでき上がり!
酒と砂糖でじっくり加熱したので、しっとりおいしい鮭フレークです。
白ごまと青のりの香りが食欲をそそります♪新米にたっぷりかけて食べてみてください。お弁当にもおすすめ!
ぜひ旬の秋鮭で作ってくださーい!

谷中松寿司の旬ネタ

最後に松寿司の旬ネタをご紹介!
今回は、熟成させた【ヒラメ】です。
涼しくなり、これから冬にむかってヒラメがおいしい季節になります。
下ごしらえしたヒラメを2週間ほど熟成させました。
熟成することでうまみも凝縮され、身も柔らかくなり酢めしとなじみがよくなります。

さて、本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
次回の更新は2025年11月28日(金)「ぶりの照り焼き」です。

野本やすゆき
料理家、谷中で80年続く「谷中松寿司」三代目店主。
大学卒業後、調理師学校に通い、調理師免許を取得。家業の寿司店で修業するかたわら、フードコーディネータースクールに入校。卒業後、同校講師を経て独立。
料理家、寿司屋の二刀流で料理雑誌へのレシピ提供、テレビ番組や広告のフードコーディネートなど、食にかかわるジャンルで幅広く活躍中。
YouTube:野本やすゆきチャンネル
Instagram:nomotobase
谷中松寿司:yanakamatsusushi予約のとれない寿司屋三代目 野本やすゆきの今日のごはんはサカナかな 過去の連載はこちら>>

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写真・文/野本やすゆき プロフィール写真/吉澤健太