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季節を楽しむ料理編集者・藤岡操さんの自由きままな「旬レシピ」
藤岡操さんの料理モットーは「旬を逃さず味わいたい」「軽やかに楽しみたい」の2つ。とにかく気分優先(笑)、思い立ったら作る! むずかしいことはなし、材料も工程もシンプルな「操さんの気ままな旬レシピ」を楽しんで。

【白だしと酢で味が決まる!】きゅうり2本分ペロリ『きゅうりの酢のもののっけずし』

藤岡操さんの自由きままな「旬レシピ」
旬の食材について。

毎日蒸し暑くて、じわじわと食欲が落ちてきました。

そうなると、出番が急増するのがきゅうり。
ぬか漬け、サラダ、あえもの、酢のもの……。むむ、全部わき役。なんだかせつない。

というわけで、今日はきゅうりの酢のものを主役に昇格! そのままおすしにアレンジすることにしました。
いつものように、きゅうりを塩もみして、白だし、酢であえたら、あとはご飯にだし酢ごとのっけるだけで、きゅうりたっぷりのおすしの完成!
すし酢がなくても大丈夫。白だしと酢で絶対においしくなるおすしです。

きゅうりの軽快な食感、だし酢のさっぱり感、しらすのうまみ、青じその香り。軽やかで心地よく、食欲がよみがえってきます。

きゅうりたっぷりのおすしをいただきつつ、日本酒をロックでぐびぐび。ゆったり過ごした週末の夕方。蒸し暑さを忘れるひとときでした。

『きゅうりの酢のもののっけずし』のレシピ

材料(2人分)

温かいご飯……約400g
きゅうり(大)……2本(約300g)
塩……小さじ1/2

〈A〉
白だし……大さじ1/2
酢……大さじ2

しらす干し……40g
青じその葉……4枚
白いりごま……適宜

作り方

(1)
きゅうりはへたを除いて、スライサーで薄い輪切りにし、塩を加えてあえたら5分おき、しっかり水けを絞る。

(2)
Aを加えてあえる。

(3)
器にご飯を盛り、きゅうりをだし酢ごとのせ、しらす、せん切りにした青じそをのせ、ごまをふり、混ぜながらいただく。

操さんおすすめ、パパッともう一品
「のりにのせて、ミニ手巻きずしに」

半切りサイズの焼きのりにのせて、ラフな手巻きずしでいただくのもおすすめ。のりの風味とだし酢の風味は相性抜群! お酒のお供にもぴったりです。

次回は「桃のメープルシャーベット」です。お楽しみに!

PROFILE
藤岡操(ふじおか・みさお)

編集者、栄養士、フードコーディネーター。
釣り雑誌の編集部、フードカタログの編集部など、出版社勤務を経て独立。雑誌、書籍、WEB、広告の仕事に携わる。著書・編著書に『ごはんに化ける ズルイおつまみ』(二見書房)、『ワインに合うおうち×レシピ123』『ビールおつまみ123』『毎朝が楽しくなる! 朝ごはん』『ご当地おつまみ人気レシピ』『一冊まるごとパクチー本』(すべてエイ出版社)などがある
X:https://x.com/fujiokamisao
Instagram:https://www.instagram.com/misao_fujioka/

『季節を楽しむ料理編集者・藤岡操さんの自由きままな「旬レシピ」』月2回更新・過去の連載はこちら

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料理・写真・文・イラスト/藤岡操