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大根はチンしてから煮るから時短に!基本の『ふろふき大根』柔らか&味しみのコツあり

基本の和食

味がしみ込まなかったり、大根が柔らかく煮上がらなかったり……。シンプルな料理ながら、意外と上手にできないという声が多い「ふろふき大根」。必ず、おいしく仕上げるためのコツは意外なひと手間でした。

【必ずおいしく! のコツ】

大根はレンチンしてから煮ると
柔らかく仕上がり、味もしっかりなじむ!

大根は煮る前に、竹串がすっと通るくらいになるまでレンチンするのがコツ。レンジ加熱することで、下ゆでするよりも大根に早くむらなく火が通り、煮込み時間を短縮できるだけでなく、味もしみ込みやすくなります。

『ふろふき大根』のレシピ

材料(2人分)

大根……10cm(約450g)
昆布(5×5cm)……1枚
〈煮汁〉
水……5カップ
薄口しょうゆ(なければしょうゆ)、みりん……各大さじ1
〈みそだれ〉*
みそ……50g
砂糖、酒……各大さじ2

*みそだれのみそは米みそを使っていますが、白みそを使ってもおいしくできます。白みそを使う場合の分量の目安は、白みそ50gに対して酒、砂糖各大さじ1。小鍋に材料を入れて火にかけ、米みそで作るときと同様に焦げないように絶えず混ぜながら煮つめるようにしてください。

作り方

大根の皮をむく

(1)

大根は4等分の輪切りにし、厚めに皮をむく。

電子レンジで加熱する

(2)

大根を耐熱皿に並べ、ふんわりとラップをして電子レンジで10分加熱する。竹串がすっと通るくらいになったら取り出す。

鍋で煮る

(3)

口径18cmくらいの鍋に大根、昆布と煮汁の材料を入れて、中火で熱する。煮立ったら弱火にし、5分ほど煮る。火を止めて昆布を取り出し、食べやすく切る。時間があれば、煮上がった大根を一度さますとさらに味がなじむ。

みそだれを作る

(4)

食べる直前にみそだれを作る。小鍋にみそだれの材料を入れて混ぜ合わせ、中火で熱する。煮立ったら、絶えず木べらなどで混ぜながら1分ほど煮つめる。(3)の大根を器に盛り、煮汁をかけて昆布をのせる。仕上げにみそだれをかける。

上品な味わいの「ふろふき大根」が、おうちでおいしくできたら最高。旬の大根を使って、ぜひとも作ってみてください。

『オレンジページ』2025年11月2日号より)

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料理/樋口直哉 撮影/川上朋子 スタイリング/浜田恵子 文/編集部・山田