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高橋文哉さん『青年期の迷いや葛藤。今の僕だから繊細に等身大で演じられた気がします』
俳優 高橋文哉さん
たかはし ふみや/2001年、埼玉県生まれ。19年「仮面ライダーゼロワン」(テレビ朝日系列)で俳優デビュー。24年映画「交換ウソ日記」で第47回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。「フェルマーの料理」(TBS系列)、連続テレビ小説「あんぱん」(NHK)など数々の話題作に出演。26年1月30日公開の長編アニメーション映画「クスノキの番人」では声優として主演を務める。ゴールデンウィークには映画「SAKAMOTO DAYS」の公開も控える。
高橋文哉|株式会社エー・プラス Instagram
だれしもが経験する、青年期の迷いや葛藤……
今の僕だから繊細に等身大で演じられた気がします
役者として料理人を演じることもあった高橋文哉さんは、本当に料理好き。しかも腕はプロ級として知られています。家に友人を招いて手料理をふるまうこともあるとか。「最近はパスタが多いです。みんな僕が料理が好きなのを知っているので、食べたいものをリクエストされることも多いです」。
俳優になる前は料理の道を志していました。進路を決めるとき、調理師免許を取れる学校に進学したのは、お母さまの影響が大きかったといいます。「母は飲食業をしていた時期もあり、次元が違うほど料理上手! 子どものころからハンバーグやカレーを教えてもらいながら、よくいっしょに作りました」。在学中にデビューが決まってからは、話題作に次々と出演して俳優としてのキャリアを重ねてきました。
映画「クスノキの番人」では主人公・直井玲斗の声を演じています。「玲斗は自分を持っているようで持っていないですし、度胸があるのかないのか……どっちつかずの21歳。すごく人間味があります。声優としての主演はチャレンジングな仕事でしたが、まかせていただけたことがとてもうれしかったです」。

20代前半は、まだまだ迷いが多い時期。子どもと大人のボーダーラインは超えているけれど、経験値が浅くて思うようにいかず、壁にぶつかり葛藤することも少なくありません。「だれしもがこの時期に抱える思いを、同世代として等身大で具現化できるのはうれしかったです」と高橋さん。
玲斗の人生は伯母との出会いで動きだしますが、この作品とかかわったことで高橋さんの心境にも変化が起きました。「デビュー以来、祖母に会えていなかったので、メッセージを添えてうなぎを送ったんです。祖母はスマホを持ってないから連絡がとりづらいのですが、おいしそうに食べている写真を親戚が送ってくれました」とうれしそうに話す高橋さん。そういうやりとりを再開できたのは、この作品に出会えたおかげだといいます。
「この作品は、全世代のかたに楽しんでいただける映画だということはもちろんですが、玲斗と同世代の渦中にいる人には届くものが多いのではないかなと感じています」。

高橋文哉さんイチオシ!
パスタ用のフライパン
2~3年愛用中。これは2代目です!
調理道具が好きで、お店もよくのぞくという高橋さん。いちばん気に入っているのがこの(写真の)フライパンだそう。「レストランで働いていたとき、シェフが使っているものがかっこよくて、似たものが欲しくて買ったのがこのブランドのフライパンでした。持ち手が鉄製で、角度がいいからすごく振りやすい! 熱伝導もよく、油をひかずにお肉が焼けるし、洗剤なしで洗えます。パスタ用ですが、どんな料理を作るときも使っています」。
これに注目!
映画「クスノキの番人」
キャスト/高橋文哉、天海祐希、齋藤飛鳥、宮世琉弥、大沢たかおほか
原作/東野圭吾『クスノキの番人』(実業之日本社文庫)
監督/伊藤智彦
配給/アニプレックス
1月30日(金)より全国公開
高橋文哉さんからの直筆メッセージ
●2025年12月現在の情報です。
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撮影/佐山順丸 取材・文/高丸昌子 ヘア&メイク/大木利保(CONTINUE) スタイリング/TOKITA



















