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味がピタリと決まる秘訣は材料の重ね方と塩にあり『基本の五目炊き込みご飯』のレシピ

基本の和食


濃かったり薄かったり、仕上がりの味がそのつどぶれて決まらないという悩みをよく聞く「五目炊き込みご飯」。素材のうまみを生かしつつ、おいしく仕上げるための調味料の配合と作り方のコツをご紹介します。

【必ずおいしく! のコツ】

鶏肉はいちばん上に広げ入れ、塩をまんべんなくふると
全体にうまみがなじみ、味がしっかり決まる!

具を重ねるとき、いちばん上に鶏肉を広げ入れることで、肉のうまみが全体にいきわたります。また、鶏肉に塩をふって炊くことで、しっかりと塩けがきいて味がひきしまります。

『五目炊き込みご飯』のレシピ

材料(作りやすい分量)

米……2合(360ml)
鶏もも肉(小)……1枚(約200g)
ごぼう……1/4本(約60g)
にんじん……1/2本(約80g)
生しいたけ……6個
油揚げ……1枚(約40g)
〈A〉
酒……大さじ2
みりん……大さじ2
しょうゆ……大さじ2
塩……小さじ1

作り方

洗米して油揚げの油抜きをする

(1)

米は洗ってざるに上げ、水けをきる。油揚げは熱湯を回しかけ、油抜きをする。

材料を切る

(2)

ごぼうはよく洗い、包丁の背で皮をこそげてから包丁の刃先で削るようにしてささがきにし、さっと水にさらす。にんじんは皮をむき、長さ3~4cmの細切りにする。しいたけは軸を切り、薄切りにする。油揚げは縦半分に切ってから横に細切りにする。鶏肉は2cm角くらいに切る。

炊飯器にセットする

(3)

炊飯器の内がまに(1)の米を入れる。Aの塩以外の調味料を加え、さらに2合の目盛りまで水を注ぎ入れて全体をさっと混ぜ合わせる。

材料を加えて炊く

(4)

ごぼう、にんじん、しいたけ、油揚げ、鶏肉の順に材料を広げ入れ、【A】の塩を鶏肉の上にまんべんなくふり、普通に炊く。

器に盛る

(5)

炊き上がったら、しゃもじで上下を返すようにして混ぜ合わせ、器に盛る。

一品でおなかがいっぱいになるのがうれしい「五目炊き込みご飯」。旬のごぼうやしいたけなど、香りやうまみのある野菜を作って、さっそく作ってみてください。

『オレンジページ』2025年11月17日号より)

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料理/鈴木 薫 撮影/澤木央子 スタイリング/しのざき たかこ 文/編集部・山田