
エスニックな香りが特徴で、カレーに欠かせないクミンシードは、意外にもしょうゆやみそなどの和風調味料とも相性抜群。驚くほどおしゃれにな味わいに仕上がります。スタータースパイスとして、油に香りを移す使い方がおすすめ。厚切りのれんこんをじっくり蒸し焼きにしたら、味つけは塩、しょうゆ、黒こしょうでシンプルに。れんこんのうまみと甘味、ホクホクでシャキシャキの歯ごたえを存分に堪能して。
油が冷たいうちにクミンシードを入れ、30秒ほど弱火にかけます。細かい泡が出てクミンがはじけ、スパイシーな香りが立ってきたら、焦げないように一旦火を止めてかられんこんを並べ入れます。このとき、れんこんの水けはしっかり拭きとっておいて。穴から油がはねることがあるので注意!




 
 
 
スパイス&ハーブマスター
遠藤由美さん

カレーはもちろん、肉や野菜、チーズにもよく合うエスニックな香りが特徴のクミン。シード(ホールタイプ)は油といっしょに加熱し、香りを引き出してから使うのがおすすめです。
 
 
 
インド料理をはじめ、世界各地で肉や野菜料理、煮込みや炒めもの、パンなどに使われているスパイス。強い香りが特徴で、カレー粉の原料としても欠かせません。クミンライスやチリコンカン、コロッケなどにも。
12g 221円(税込み)
 
料理/重信初江 撮影/鈴木泰介 スタイリング/澤入美佳 取材・文/高丸昌子 熱量・塩分計算/五戸美香(スタジオナッツ)
 
										
		
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