料理と食をこよなく愛するオレンジページの編集者が、撮影や取材、プライベートで愛用する、とっておきの手土産を紹介します。今回担当するのは、オレンジページnet編集担当ミッチー。オレペに入る前は旅行誌編集者として全国の取材先でおいしいものを探し続けてきた経験から選ぶ、メジャーからレアものまで満足必至のご当地スイーツとは?
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ライターさんとの打ち合わせ中、おいしい和菓子が食べたいという話をしていたら「イチオシの羊羹があります!」と教えてもらったのが、
佐賀県の小さな羊羹屋さんで作られている「黒いちじく羊羹」。
いちじくのあのぷちぷち食感と、甘さの中にただようほのかな酸味が大好き! さっそく取り寄せてみたのですが、
羊羹なのにチーズとも合うという洋菓子のような魅力もそなえた、想像以上の銘品でした。
幻の果実「黒いちじく」とは?
フランス原産の「黒いちじく」は、当地では古くから健康・美容食品として親しまれてきました。
通常のいちじくよりクセがなく、蜜が豊富。
濃厚なのに上品な甘さがあるのが特徴です。
日本には十数年前に輸入されましたが、栽培が非常に難しく現在では
日本でもほんの数件の農家でしか栽培されていないそうです。
超レアな「黒いちじく」を2個ぶん練りこんだ
高木羊羹本舗 黒いちじく羊羹 220g 1,400円
【賞味期限:約3か月】【容量:1本(220g)】取り寄せ可
https://store.shopping.yahoo.co.jp/takakiyoukan/kuroitiziku.html高木羊羹本舗で使用している黒いちじくは、
佐賀県唐津市の富田農園で露地栽培により育てられたもの。
一度ジャムに加工して、羊羹1本につき約2個分を練りこんでいるんだそう。なんとも贅沢ですね。
いちじくらしい爽やかな酸味が羊羹の上品な甘さにみごとに溶け合って、濃厚ながら口当たりの軽い、すっきりとした後味のスイーツに仕上がっています。
いちじくの粒が見えます。ぷちぷちした食感も残っています
「黒いちじく羊羹」、ここも推せる!
●いちじくの深い赤色を基調にしたパッケージも、
シンプルながらモダンなデザインがとてもすてきで、飾っておきたいほど。こちら、地元佐賀県のデザイン事務所
「ユキヒラ・デザイン」の作品だそうです。商品同様、ていねいに作られたことが伝わってきます。
羊羹のイメージをくつがえすモダンかつシンプルなデザイン
●上質なフルーツを思わせる味わいのため、日本茶だけでなく
コーヒーや紅茶にもよく合います。
チーズと合わせてまるで洋菓子のように楽しむことも。
クラッカーに乗せればワインのお供にもなる、楽しみ方の幅広さ、奥深さは無限です。
クリームチーズを載せて上品なカナッペに
●ひとくちサイズにカットされた
「切り羊羹」もおすすめです。さらりとしたコーティングがされていますが、羊羹らしいもっちり感と濃厚さ、そしてもちろんいちじくの爽やかな風味も健在。セットでの購入もおすすめです。
小さめの6個入りですが、ひとつでもじゅうぶんな満足感