料理と食をこよなく愛するオレンジページの編集者が、撮影や取材、プライベートで愛用する、とっておきの手土産を紹介します。今回担当するのは、『オレンジページ』副編マツコ。編集歴17年のほとんどは料理企画を担当し、自分でも作るほど大の洋菓子好き。心ときめくスイーツ情報ならお任せあれ!
あれは数年前、出張で沖縄に行ったときのこと。洋菓子屋さんで、スーパーのケーキコーナー(スーパーによってはレジ前コーナーでも)で、聞きなれぬ「ジャーマンケーキ」なるお菓子を見つけたのです。「ジャーマン=ドイツのケーキ……? アメリカじゃなくて?」(←違いました、下記参照)と不思議に思いながら買って食べてみたところ、そのリッチな味わいに一瞬でファンになりました♪
「またいつか食べたい…」と夢見る日々を過ごしていましたが、お取り寄せできる人気店のジャーマンケーキを発見! 早速自宅で幸せの味を堪能しました。
【ジャーマンケーキとは?】
アメリカ生まれのスイーツで、ベーカーズチョコレート社のサミュエル・ジャーマン氏が開発したケーキ用チョコレートを使ったことに由来する。クリームをはさんだチョコスポンジの上に、ココナッツフィリングをかけるのが特徴。6月11日は「ジャーマンケーキの日」と記念されるほどアメリカでは愛される存在で、沖縄でも戦後に広がり沖縄県民の定番メニューになっている。
ココナッツ風味で一気に南国気分。
Jimmy's(ジミー)・ジャーマンケーキ(約21cm)/1800円(税込)
【賞味期限:冷凍で発送日より30日間】【容量:直径約21cm】取り寄せ可
https://shop.jimmys.jp/「アメリカの豊かな食文化を伝えたい」という思いで1956年に創業したJimmy's(ジミー)。生ケーキや焼き菓子の販売に加え、カフェ&レストランまで手掛ける人気店ですが、数あるラインナップの中でもジャーマンケーキは大人気の定番品だそう! エキゾチックなココナッツ風味が新鮮ながら、ベースはチョコスポンジなので親しみやすさもあるのが魅力。一口で色々な食感と味を楽しめて、ぜいたくな気分にしてくれるケーキです。
「ジャーマンケーキ」、ここも推せる!

●直径約21cmのビッグサイズで、人が多い集まりでも安心。スポンジでサンドされるクリームはお店によって変わりますが、ジミーのジャーマンケーキはバタークリームを使用。どこか懐かしい味わいがいいアクセントになっています。
●ココナッツとくるみ、練乳と一緒に煮詰めた濃厚なフィリングがたっぷり。シャリシャリとしたココナッツとくるみの組み合わせが絶妙なんです!
●側面を覆うのは、チョコバタークリームとチョコスポンジのクラム(細かくしたもの)。1台のケーキの中に色々なパーツが組み込まれていて、一口ごとに発見があります。

「シフォン生地」と呼ばれるスポンジは、ふわふわの食感が最高♪ 冷蔵庫から出して少し置いておくと、バタークリームやフィリングもほどよい柔らかさに。しっかり冷やして、少し固めの状態で味わうのもおすすめです。

南国らしいココナッツ風味は沖縄ならでは。濃厚ながら、チョコスポンジとの組み合わせで全くしつこく感じません! チョコの苦みと練乳入りのこっくりしたフィリングがベストコンビです。

ジャーマンケーキにはバリエーションも! スポンジではなくパウンド生地を使った「ジャーマンBOX(長さ約18cm・1380円/税込」は、生地にチョコレートが練り込まれたリッチな味わい。通常のシフォン生地と甲乙つけがたい美味しさです。
おいしいもの帖 No.18
Jimmy’s(ジミー)・ジャーマンケーキ(約21cm)
1800円(税込)【日持ち:冷凍で発送日より30日間】/沖縄/おすすめシーン・手土産や旅行のお土産に
※取り寄せ可、送料別。
https://shop.jimmys.jp/
SHOP DATA
Jimmy’s(ジミー)
[本社]
TEL 0120-012-575
営業時間:9:00~17:30(土、日、祝定休)
http://jimmys.co.jp[那覇店]
沖縄県那覇市銘苅3-8-5
TEL 098-861-1110
営業時間:9:00~21:00(年中無休)
※他、沖縄県内に直営店舗11店、テナント店舗7店あり
※「ジャーマンケーキ」は、店舗では冷蔵のみの販売。
※空港店では「ジャーマンBOX」のみの販売。