寒い時期になると、れんこんは味が濃くなって本当においしくなります。
すりおろしてスープにすればとろり、厚切りにして焼けばザクッ、乱切りにして煮込めばむっちり。切り方や調理方法でがらりと変化する、マンネリ知らずの食材です。
そして、やっぱり輪切りのかわいらしさは唯一無二! というわけで、今回は輪切りのれんこんでスケルトン生春巻き(焼き)を作ることにしました。
イメージはれんこんハンバーグ。でも、肉だねはこねません、れんこんと肉を小麦粉でくっつけません。皮つきの輪切りれんこん、豚ひき肉、おかかしょうゆをライスペーパーにのせて包むだけでOK。なんと簡単!
焼けば香ばしく、皮はもっちり、れんこんザクッ、肉汁ジュワ〜。まったく新しいハンバーグが誕生! 夫も気に入ったようで、即座に「また作って」とリクエストが。アレンジしつつ1週間に3回も作ってしまいました(笑)。
『ライスペーパーれんこんバーグ』のレシピ
材料(2人分)
れんこん……約60g※
ライスペーパー……4枚
豚ひき肉……200g
削り節……6g(約3パック)
しょうゆ……小さじ1
塩……適宜
米油など……小さじ2
※れんこんは直径5〜6cmがおすすめです。また、れんこんが太い場合は、厚さは同じで半月切りにしてもかわいく作れます。
作り方
(1)れんこんを切る
れんこんは洗って皮つきのまま幅1cm弱の輪切りにする。削り節としょうゆを混ぜ合わせる。
(2)ライスペーパーで包む
ライスペーパー1枚をしっかり水に浸し、ぬらしたまな板の上に置く。真ん中にれんこん1枚をのせ、塩ひとつまみをふる。

れんこんの上にひき肉、おかかしょうゆ各1/4量をのせて(いりごまを少しふるのもおすすめ!)下記を参考に包む。

手前をかぶせ、左右を順に折り、手前からくるんと巻いて包む。残り3個も同様に包む。
【POINT】できるだけすき間なく、ぴっちりと包んで!
(3)焼き目がつくまで焼く
フライパンに油を入れて中火にかけ、(2)のれんこん側を下にして並べ入れる。皮がカリッと焼き固まるまで3分ほど動かさずにじっくり焼き、裏返して同様に3分ほど焼く。
【POINT】くっつくと皮が破れることがあるので、離して置いて焼いて。
操さんおすすめアレンジ
「青じそを入れるとあっさり、スッキリ!」
れんこんの上に青じそをのせて、同様に作るだけ。大葉の香りが加わるだけで、あっさりとして飽きない味に。
「紅しょうが&おかか&ソースでお好み焼き気分!」
削り節をウスターソース(中濃ソースでもOK!)であえ、紅しょうがをのせた、お好み焼き風バージョン。これも最高!
次回は「干し柿の本みりん漬け」です。お楽しみに!