年を重ねたと気づくきっかけのひとつに、アイロンがけがあります。自宅で使っているアイロン台は足を折り畳む背の低いタイプで、使うときには、床に座らなければなりません。アイロンをかけるたび、ひざの痛みを感じるようになっていたからです。
そんなとき、たまたまネットで著名な料理家の方が、「アイロンマット」をすすめているのを目にし、すぐに走った先が「Can★Do(キャンドゥ)」。
ありました! ダイニングテーブルなど高さのあるテーブルの上で広げて使える、これです。
これを広げれば、どこでもたちまちアイロンがけができるという便利なマットです。
しかも私が見つけたのは、バッグ型。さっそく使ってみることにしました。
Can★Doの「バッグ型アイロンマット」を使ってみた
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折り紙の要領で折ったり畳んだりすると、バッグ型になるようです。
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中を開けてみました。
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開くとこんな感じ。サイズは縦67㎝×横64㎝(いちばん長いところ)。銀色の面がアイロンOK、耐熱温度は180℃だそうです。
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さっそくダイニングテーブルの上にマットを敷いてみました。
まずはハンカチを広げて置いてみると……。サイズ感がわかるでしょうか?
45×45㎝、おそらくいちばん一般的なサイズだと思われるサイズのハンカチです。
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アイロンマットを使ってのはじめてのアイロンがけは、子どものスウェットパンツ!
立ったまま作業しております。
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ひざを曲げる必要がないのはもちろんですが、
マットのサイズが大きいので衣類を大きく広げやすく、また広げても衣類が床につかないのがうれしい。
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テーブルの角をうまく使えば、こんなふうに、
その都度アイロンがかけやすいほうへと、自分自身が立ち位置を変えられるのも、アイロンマット使用のメリット。
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シャツもコーナーを使って広げ方を工夫すると、各段にアイロンがけがしやすくなります。
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広びーろ、アイロンがけ♪
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アイロンマットは、いわゆる展開図のような形で、一か所に凸部分があります。その「面」があると、シャツからアイロンが飛び出すこんなときも、「狭いなぁ」「やりにくいなぁ」と思うことがありません。
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そで口も同様に、この出っ張りを利用してみました。
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アイロンをかけたい部分によっては、マットごと少し向こうへずらしたり、また手前に戻したり。そんな動作もアイロン台だったらできないこと。
※よく見えるように一瞬だけアイロンから手を放しました。
アイロンマットを「バッグ型ケース」として使ってみた。
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さて、アイロンがけが終わったので、マットをバッグにチェンジして、アイロンをしまってみようと思います。
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折り紙の要領で、サイドの折すじにならい、谷折りと山折りし、マジックテープをピタッ!
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おお~っ! アイロンが余裕で入るサイズ。これなら霧吹きやアイロン用グッズなどもいっしょにしまえます。
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ふたをしたら、ちゃんとアイロンケースになりました!
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こんなふうに、キャビネットにしまうことにしました。
これでもう、
どこでもアイロンがかけられるので、正座をしてひざの痛みを我慢しながらアイロンがけをしなくてもよく、アイロン台の置き場に迷うこともなくなります。
決めました! 思い切って、アイロン台を手放したいと思います。
アイロンにまつわる悩みを抱えている同士のかた、ぜひ、手に入れてはいかがでしょう?
この記事を書いたのは……
中嶋茉莉花
フリーランスエディター。大手出版社勤務後、独立。ファッション編集部出身だが、最近はライフスタイル企画を中心に、食企画も多く担当。仕事を通して出会う方々のすまいやキッチンで見つけたアイデアを参考にして、100円ショップでは重箱の隅をつつき、高見えするグッズを探しています。
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