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あえての豚ひき肉がおいしさの要!【藤井恵さんちのミートソース】レシピ【作り置きにも】

2023.01.22

作り方のポイントとアレンジメニューを写真で見る

人気料理研究家の藤井恵さんが作るミートソースは、そのおいしさに歓声が上がる! と編集部で話題。

「私のミートソースは、豚ひき・牛ひき・合いびき肉のなかだと<豚>を使うのが定番。味が強い牛肉よりも、ソースにたっぷり入れたバターの風味が生きる気がします」と藤井さん。
改良を重ねたと話す、こだわりの作り方をご紹介します!

『粗びきミートソース』のレシピ

材料(作りやすい分量・8食分)

豚ひき肉(粗びきのもの)……600g

〈A〉
玉ねぎ……1個
にんじん……1本
セロリの茎……1本分
にんにく……3かけ

ホールトマト缶詰(400g入り)……2缶
赤ワイン……1カップ
ローリエ……1枚

オリーブオイル 
バター 
塩 
こしょう


作り方

(1)Aはすべて細かいみじん切りにする。ホールトマトはフォークなどで細かくつぶす。

(2)厚手の鍋にオリーブオイル大さじ4を強火で熱する。Aを入れ、鍋底に水分が出なくなるまで5~6分炒める。弱めの中火にし、あめ色になるまで30分ほど炒める。ホールトマトを加えて煮立たせる。
炒め始めは、みじん切りがこんなにたっぷり。にんじんはよく洗って皮ごと使い、無駄なくいただきます。
野菜をじっくり炒めるうちにここまでかさが減り、深いあめ色に。焦げつかないようにときどき底をこそげて。

(3)フライパンにバター40gを入れて中火で熱し、溶けたらひき肉を広げ入れて、さわらずにこんがりと焼きつける。上下を返して同様に焼きつけ、粗くほぐす。
ひき肉のほぐしかげんはこのくらい粗めでOK。煮込むうちに自然にくずれ、ほどよい具材感に仕上がります。

(4)(3)に赤ワインを加えて煮立たせ、3~4分煮て、(2)の鍋に加える。ローリエを加えてふたをし、ときどき混ぜながら、弱火で2~3時間煮る。塩大さじ1、こしょう小さじ1/2を加えて混ぜ、再びふたをして、さらに1~2時間煮る。


保存方法・保存期間

冷蔵で約1週間、冷凍で約1カ月保存可能。
冷凍用保存袋に1/8量ずつ小分けにすると便利。


アレンジ

ゆでたパスタと合わせてミートソースパスタに。ソースはかけるだけでなくしっかりからめ、味をなじませて仕上げます。
チーズとともにパンではさみ、ホイルで包んでフライパンで焼けばホットサンドに。


粗びき肉はあえてほぐしすぎず、ごろごろと具材感のある仕上がり。
藤井さんいわく、「焼き色をしっかりつけると、ソースがこっくり色づきます。また、まずは肉だけを赤ワインで煮て、後から野菜と合わせて煮込むと、より深い味わいになりますよ」とのこと。
とっておきの味をぜひ楽しんで。

教えてくれたのは……
藤井恵さん

料理研究家・管理栄養士。身近な材料で発見がある、料理をする気持ちを盛り上げてくれるレシピにファンが多い。東京と長野の二拠点生活中で、このミートソースは長野の住まいの近くのお肉屋さんで買うおいしい信州産の豚ひき肉を使って作ることが多いそう。

『オレンジページ』2023年2月2日号より)


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料理/藤井 恵 撮影/新居明子 スタイリング/吉岡彰子 文/編集部・渥美

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