今年もゴーヤー(苦瓜)の旬がやってきました!

ツヤツヤと緑色が鮮やかなゴーヤーは、他にはない〈苦み〉が魅力。
苦み成分は果肉よりわたに多く含まれているそうなのですが、ここには
身の数倍のビタミンCが含まれているのだとか。
つまり、
わたも食べなければもったいないということ! さらに、わたに含まれる種も、調理次第で意外と気にならず食べられちゃうんですよ。そこで、無理なく食べられる方法を紹介します。
ゴーヤーのわたや種がおいしく食べられる方法
【おすすめ1】輪切り+揚げ調理にする

種やわたには身よりも多いビタミンCが、種には「
共役リノール酸」という体脂肪を減らすとされる不飽和脂肪酸が含まれています。

ゴーヤーのビタミンCは熱に強いので、輪切りにしてフライや天ぷらで食べるのがおすすめ。揚げることで苦みがやわらぎ、食べやすくなります。
【おすすめ2】油やうまみの強い食材(豚肉、かつお節など)と合わせる

ビタミンCは水に流出しやすいので、苦味を抑えるために水にさらしたり、塩もみをしないのがベター。
苦みは、油やうまみの強い食材(豚肉、かつお節など)と合わせることでやわらげられるので、
ゴーヤーチャンプルーはぴったりの食べ方です。
ここでひとつ、注意を!
切ってから時間がたつと、種が乾燥して堅くなっていきます。種を食べる際は、切ったらすぐに調理をしてください。
「揚げる」「油やうまみの強い食材と合わせる」。
この2つのワザで、ゴーヤーのわたや種までおいしく食べてくださいね!
(
『オレンジページ』2020年6月17日号より)
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