
2024.02.26
仕事でもプライベートでも、毎日キッチンに立つことの多い料理家のキッチン、気になりますよね。炊飯系フードユニット「ごはん同盟」としても活躍する料理家・しらいのりこさんのキッチンは、機能性重視のコックピットタイプ。そこかしこに、収納のアイディアがあふれていました!
キッチンに置かれたスチールラックには、引き出せるタイプのつり下げラックが。片手鍋やざるなどをここに収納(①)。別のつり下げラックで、ラップやアルミホイル、ホーローバットを収納しています(②)。作業ワゴンの下には、マグネットのペーパーホルダーを設置し、ペーパータオルを(③)。
さすが「ごはん同盟」、炊飯器は2台持ち! ラックにのらない1台は、キャスタートレーにのせて、棚の下に収納。使うときに引き出して使っているそう(①)。ガス台と棚の間には、ぴったりはまるサイズのキャスターつき引き出しワゴン(②)。上段には計量スプーンや鍋つかみなど、下段には常温保存できる調味料や粉もの、昆布などのストックを。
ガス台下の鍋収納スペースの扉裏には、焼き網と卵焼き器を収納(①)。フックはなんと、中の天井にも!(②) 立てて収納しにくいふたをつり下げています。
決して広くはないキッチンでも、空間を利用したつり下げ収納や、可動式のワゴンをうまく取り入れるなど、収納力は抜群。「たとえるならゴージャスなホテルではなく、便利なビジネスホテル」と語るしらいさん。なるほど、これならすぐにマネできそうです!
教えてくれたのは……
本誌の料理特集をはじめ、数々の著書をもつ人気料理家。キッチンの悩みは、ふたの置き場。「ふた収納のプロがいたら教えてほしい」。
監修/しらい のりこ 撮影/原幹和 文/編集部・長谷川
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