料理のおいしさ 旬次第
青魚を代表するさばは、脂が多く、ややくせのある風味が持ち味。年じゅう出回るなかで、10月〜12月にとれる「秋さば」と呼ばれるものは、特に脂がのっている。栄養面ではビタミン、ミネラルなどをバランスよく含み、ビタミンB2の含有量は魚類のなかでもトップクラス。切り身は店によって状態が違い、一尾を二枚(片方に中骨がついた状態)、または三枚(中骨を取ったもの)におろした半身や、半身を2つ〜3つに切った切り身などがある。また最近は、調理が簡単なさば缶が注目され、一大ブームを巻き起こしている。
選び方
身全体に張りがあり、背の模様が鮮やかで光沢があるものが新鮮。
保存法
「さばの生き腐れ」とたとえられるほど鮮度が落ちやすいので、買った日に調理する。保存する場合はラップで包んでポリ袋に入れ、冷凍庫へ。10日ほどで使いきる。
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