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災害に備えて暮らしのなかで実践したい口内&手指ケア

災害時は、環境の変化や不安によるストレスから免疫力が低下し、菌やウイルスに感染しやすくなります。特に口内が清潔に保たれていないと、増殖した細菌が肺に入って肺炎を引き起こす誤嚥性肺炎になるリスクが高まってしまい、2016年の熊本地震では、肺炎を含む呼吸器系の病気が災害関連死の約3割にも達したというデータも。災害時こそ、口内を清潔にすることがとても大切! そこで、水が充分にない状態でもできる口内ケアや手指を清潔に保つ方法を、『オレンジページ』読者の親子に実践してもらいました。

まずは、「オレンジページnet」で過去に掲載した口内や手指の衛生ケアについての記事をご紹介します。
※記事に関するコメントは個人の感想です。
『災害時の清潔・健康ケア情報』>>
お口の清潔編 避難所生活や断水による水不足などで、歯みがきやうがいの回数が減るとムシ歯や歯周病、感染症などのリスクが高まります。だからこそ、水が充分になくてもできる口内ケアの方法を実践して覚えておくことが大事です。少ない水で歯をみがいてみよう!ハブラシはあるけど、水が不足していて……というときは、少量の水でできる歯みがき法がおすすめです。用意するのはハブラシのヘッドがつかるくらいの少量の水でOK。コップに少量の水を入れたら、ハブラシをぬらして歯をみがきます。ブラシが汚れてきたらティッシュなどで拭き取り、再度水をつけてみがくのを繰り返しましょう。最後に少量の水で口をすすいで終了です。「ふだんはコップいっぱいの水を使って歯みがきしていますが、たったこれだけの量でも充分歯がみがけるんですね!」(理和子さん)。
※ 使用感に関するコメントは個人の感想です。
使用したハブラシはこちら
システマハブラシ
コンパクト4列ふつう


超極細毛が、歯周ポケットの奥の汚れを歯周病プラークごとごっそりかき出す、歯周病ケアのためのハブラシ。薄型ヘッドだから、お口の奥の歯周ポケットまで届きやすい。
※歯周ポケット内の歯垢(歯周病菌を含む菌の集合体)
使用したハブラシはこちら
クリニカKid'sハブラシ
6~12才用


最もムシ歯になりやすい、6歳頃から生えてくる永久歯の奥歯までしっかりみがける、極薄ヘッドのハブラシ。
6~12才のお子様の手の大きさに合わせたハンドル設計です。(毛のかたさ:ふつう)
デンタルリンスは、歯みがき後に水で口をすすがなくていいので、水がないときの歯みがきに◎。口内細菌の増殖を抑制できる、 殺菌成分の入ったものを選びましょう。キャップに適量を注いだら口に含み、20秒ほどすすいでから吐き出します※1。そのあと、軽くブラッシングを。刺激の少ないノンアルコールタイプなら、子どもも使いやすいので、大人向けと子ども向けを分けて備えておくのがおすすめ。「初めて使ったけど辛くなかったから全然平気。口の中がさっぱりした!」(健瑠君※2)。「普段から使ったことはありましたが、災害時持ち出し用リュックにも備えようと思います」(理和子さん※2)。
※1 商品の使用方法をご確認ください。
※2 使用感に関するコメントは個人の感想です。
使用したデンタルリンスはこちら
システマ ハグキプラス
デンタルリンス
450ml【医薬部外品】
システマデンタルリンスM(ノンアルコールタイプ)
液体歯磨


おとろえてきた歯ぐきを活性化、歯ぐきのコラーゲンを守り、組織を修復して、歯周病を防ぐ薬用デンタルリンス。ノンアルコールで歯ぐきにやさしい使用感です。
※歯周病は歯肉炎・歯周炎の総称

長時間「殺菌+抗菌コート」してムシ歯・口臭・歯肉炎を予防する子ども向け薬用デンタルリンス。香料にライオン独自の辛くない天然ミント配合で、フルーツの香味が長続きします。(ノンアルコールタイプ)
ハブラシがないときでも、ペットボトルのキャップ1~2杯分の水で口内ケアはできる!避難所などでハブラシがないときでも、ほんの少しの水があれば、口内ケアはできます。ペットボトルのキャップ1杯分の水を口に含んだら、歯と歯の間に水を通すイメージで、舌の上や口の中全体にいきわたるように「くちゅくちゅ」と数回繰り返し、吐き出します。これだけでも、口の中の食べかすや雑菌をある程度流すことができ、口内ケアの効果はあります。「たったキャップ1杯分の水でも、何度もくちゅくちゅしたから口の中がすっきりしたよ」(健瑠君)。
※ 使用感に関するコメントは個人の感想です。
ふだん何気なく手を洗ったり拭いたりしていても、意外と汚れは落としきれていないものです。とくに汚れが残りやすいのが指先やつめの間、指と指の間などの細かい部分。また、手の甲や手首、親指のつけ根などもおろそかにしてしまいがちな部分です。水で手が洗えないことを想定して、いざ実践!断水で水が止まってしまったときでも、手を清潔に保つことができるのが消毒ジェルやお手ふきシート。汚れが残りやすい部分を意識しながら、手をきれいにしましょう。シートを広げたらまずは手のひらと甲をしっかり拭きます。次に親指の腹から指先にかけて汚れを拭き取ったら、ほかの指も同様にして拭き取ります。お手ふきシートは、子どもはもちろん大人でも使えるノンアルコールタイプを常備しておくと◎。「いつもは手のひらをさっと拭くだけだったから、指の汚れは取れてなかったかも。これからはきちんと拭けるよ」(健瑠君)。
※ 使用感に関するコメントは個人の感想です。
手のひらをこすり合わせるだけですませず、汚れが残りやすい部分にもしっかりすり込むことが消毒ジェルを使うときのポイント。ジェルを適量手のひらにとって、手のひらをこすり合わせたら、両手のひらの上で指先にすり込んで。手の甲にもすり込んだら、指の間は、両手を組むようにこすり合わせましょう。親指と手首は、反対の手でねじるようにすり込み、最後に、ジェルが乾燥するまですり込みます。「ジェルだと液だれせず手に密着してくれるので、小さいこどもの手でもこぼれにくく 使いやすいですね」(理和子さん)。
※ 使用感に関するコメントは個人の感想です。
使用した消毒ジェルはこちら
キレイキレイ 薬用手指の消毒ジェル
【指定医薬部外品】
ライオン薬用ハンドジェル
効能:手指・皮膚の洗浄・消毒


密着ジェルが手にとどまり、つめの間などにもしっかりいきわたって消毒。1プッシュで出てくるジェルの量は0.5mLで、子どもから大人まで量を調整しやすいポンプ式。
小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させること。

災害時の水不足のときでも、事前の備えをしっかり行い、少ない水でも口と手指を清潔に保てる方法を知って一度実践してみることで、もしものときにあわてることなく行動に移せるようになります。「災害用に食べ物や飲み物などを備えるのと同じように、口や手指の衛生用品もしっかり備えなきゃ! と再認識できました。いざというときスムーズに口のケア、手指の消毒ができるように、家族で情報共有して実践していきたいです」(理和子さん)。
※ 使用感に関するコメントは個人の感想です。
ふだんよく触れるテーブルや子ども用品、ドアのノブやスイッチなどを除菌しておくことも大事。子どもがよく触れるもの&場所を拭くときは、ノンアルコールタイプのウェットシートを選びましょう。
※除菌とは硬質表面の菌を減少させることをいい、全ての菌を除去するものではありません。

協力/ライオン株式会社 ☎0120-556-913
●商品の価格は、すべてオープンプライスです。


撮影/三村健二 取材・文/佐々木紀子 イラスト/松元まり子



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