【大人の自由研究】平安時代の貴族の食べ物「蘇(そ)」を作ってみた♪
オレぺエディターの山地ユキネです♪
お盆期間中まとまった時間ができたものの、猛暑の中外出するのは少し億劫…。
そんなわけで、ずっと家の中で過ごしていました。
せっかく時間があるわけだし、少し手間のかかることに挑戦してみようかな?
そこで思い立ったのが、飛鳥時代から平安時代にかけて貴族が食べていたという「蘇(そ)」作りです!

ところで、どうして蘇を作りたいと思ったのかですが…。
今『源氏物語』の現代語訳を頑張って読んでいまして、それがきっかけで、古代の文化に興味が湧いているんです。
あと、お笑い芸人「脳みそ夫」さんのネタ“OL聖徳太子”にハマっているのも理由の一つです。
(ネタの中に、蘇がよく出てくるんです)
「蘇」の作り方&食べてみた感想
材料と作り方はとってもシンプル。

牛乳をひたすら煮詰めて、固まってきたら塩を加えます。
ですが、これ、作るのに結構時間がかかるんですね。
色々調べたところ、牛乳を2時間くらい煮詰めないといけないとのこと…。
時間がかかるのは承知の上で、覚悟を決めて挑戦してみました!

牛乳を鍋に入れて、弱火で加熱します。焦げ付かないように、木べらで適宜かき混ぜます。

だんだんと水分が少なくなってきました。

加熱開始から1時間ほど経った頃の様子です。粘り気がかなり出てきました。
ここで塩を加えます。

さらに30分ほど経つと、このように固めることができました。
全体でかかった時間は約1時間半。
もっと時間がかかると想定していたのですが、意外と早く完成しました。

成型した蘇をサランラップで包んで、冷蔵庫でひと晩冷やし固めました。

食べやすい大きさにカットして、いただきます♪

見た目も味も、チーズみたいです!
お味は結構濃厚で、塩気もあります。
「古代の人は、こういったものを食べていたのか~」と、歴史に思いを馳せながらモグモグ。
もっと不思議な味がするかなと思っていたのですが、意外とおいしかったです。
ただ、ひとつ心残りだったのが「色味」。
昔、歴史の本で目にした蘇は、もっと茶色っぽかったんですよね~。
どういうわけか、私が作ると白っぽく仕上がってしまいました。
後で調べてわかったのですが、蘇を茶色く仕上げるためには「メイラード反応」というのを起こす必要があるみたいです。
加熱によって食品に含まれる糖とアミノ酸が結びつき、色が褐色に変化することを「メイラード反応」というそうです。
つまり、今回は加熱が足りなかったということでしょうか…?
「せっかくなら茶色い蘇を食べたい!」と思い、後日リベンジしてみました!
今度はフライパンで作ってみました

リベンジする今回は、最初に使った鍋よりもしっかり加熱できそうな、小さめのフライパンを使ってみます。
材料の分量は、1回目と同じで牛乳200ml、塩小さじ1/3です。

おっ?1回目のときよりも、若干茶色っぽくなっている気がします。

最終的な加熱時間は、前回と同じく約1時間半ほど。ちょっとボソボソした感じになっちゃったかも…。
蘇を作るって、結構難しいです。
古代の人は、この作業を当たり前のようにやっていたのでしょうか?根気強さがスゴイです。

前回と同様、成型してラップに包み、冷蔵庫で冷やし固めたら完成です!
1回目のときよりも、茶色っぽく仕上がりました♪
「メイラード反応」成功ですかね!?

食べてみた感じですが、1回目の白っぽい蘇と味はそんなに変わらないです。
しいていうなら、白っぽい蘇のほうがミルク感強めな気がします。
意外にも、2回目の茶色っぽい蘇のほうがクセのない味だなと思いました。
う~ん、蘇って奥が深い。

クルミとはちみつを合わせて食べてもおいしかったです!
おつまみにぴったりですよ~!
何となく挑戦してみた蘇作りですが、気がつけばすっかりハマり込んで2回も作ってしまいました!
これは、もはや夏の自由研究では!?
結構手間がかかるので、多分しばらくは作らないと思います(笑)
でも、不思議とやみつきになる味なので、また食べたくなるかも…。






