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ちょっとずつ色々。私の梅仕事と梅アレンジレシピ帖2025【季節の手仕事】

こんにちは!lancoronaです!
宮崎は梅雨明けし、暑い日々が続いています。

そんな日々に、かなり重宝しているのが、青梅で漬けたシロップ。
炭酸やお水で割って飲むと、
暑すぎてちょっと疲れてしまった時に、元気が湧いてくるのです!

ということで、今回は
私の今年の梅仕事と梅を使ったアレンジレシピについてお話します!

今年もやっぱり梅仕事しちゃいました!笑

『梅仕事』。
自家製で作る梅酒や梅シロップは、やっぱり憧れちゃいますよね!

でも、不安をよぎるのが、
私の場合、大量に仕込んで食べ切れるのか‥ということ。
梅は大抵1kg単位で売られているので、結構な量ができちゃいます。

今年はやめておこうかなと思っていたところ、スーパーで手頃で立派な梅を発見!
『やっぱり作りたい!!!』とお持ち帰りしてしまいました。笑

梅はなるべく傷がないものを選びます。

色々少量作りで、食べ切り食べ飽きない!

せっかくするなら色々作りたいし、美味しく食べ切りたい!

ということで、私がしているのは、
1kgの梅を色々なものに作り分けること。

1kgで梅酒、梅シロップ、シロップ煮‥など作り分けています。
今年は、①梅ブランデー、②梅シロップ、③青梅の翡翠煮
を作ることにしました!

まずは下処理(①〜③共通)

1kgすべてを優しく洗って、梅のヘタを取り除いていきます。
水を直接梅の実にあてないようにしてください。

その後、水に2時間程度さらして、アク抜きをします。

アク抜きが終わったら、優しくキッチンペーパーなどで拭きます。

500gを2ボウルに分けました。

3種類の梅仕事を!梅を分けていく。

梅1kgを用途に合わせて分けます。
①梅ブランデー500g、②梅シロップ200g、③青梅の翡翠煮300g
で作ることにしました。

梅ブランデーを500gにしたのは、
ブランデーを1本使い切りたかったから。
ブランデーそのままではあまり飲まないし、大瓶の保管は大変ですし‥。

梅シロップは飲み切れるか心配だったので、1番少なく。
(結果、美味しくて1番重宝しているのは、梅シロップです(笑))

梅ブランデーの作り方

梅ブランデーを作っていきます!
たまたま、昔のお料理レシピ帖をみていたら、こんなのが出てきたので、
昔の自分に倣って久しぶりに作ってみることにしました!笑

5年前、まだ学生だった時に作ったのかな…(笑)

◻︎材料
・青梅: 500g
・氷砂糖: 300g
・ブランデー: 640ml (今回はVOを1本)

梅酒などは青梅と氷砂糖の分量を1:1にするのですが、
ブランデーはそれ自体に甘味があるので、氷砂糖の量は半分〜8割程度がよいそう。

□作り方
消毒した瓶に氷砂糖と梅を交互に入れて最後にブランデーを注ぐだけ!簡単!

あっという間に完成(笑)

冷暗所に保管し、
気が向いたら瓶を振って半年後からが飲み頃です!
出来るのが待ち遠しいです。

続いて梅シロップ作り

梅シロップはしっかり拭いた梅を加工して、冷凍して作ります!

梅の周りにぐるりと包丁を入れ、この梅を凍らせます。

梅の筋に沿って、1周ぐるっと。シロップが出来た後の梅の加工もラクになります。

凍らせる方が梅のエキスの抽出スピードが早いような気がします。
また包丁で切れ目を入れておくことで、後々実と種を分ける時に、とても外しやすいです。

この作り方は、森岡麻衣先生の『季節をとじ込める果物とお菓子のレッスン』から。
とても丁寧な本なので、気になる方はぜひご覧になってみてください。

凍った梅と同量のグラニュー糖を瓶に詰めていきます。

グラニュー糖は氷砂糖と比べると梅の周りをしっかりと覆ってくれるので、
梅が空気に触れて傷むのを防いでくれます。


分量に対して、やや大きめの瓶を使っているのですが、
1日に1回程度、梅とグラニュー糖、シロップを瓶をゆすって溶かす過程で
混ぜやすくこぼれにくくするためです。

最後に青梅の翡翠煮を。

初挑戦で、青梅の翡翠煮も作りました!
青梅の翡翠のような色をとじ込めた、ふっくらとした梅が楽しめる梅菓子です。
作り方はこちらも、森岡麻以さんの本を参考にしています。

ポイントは加熱などで抜けてしまった梅のマグネシウムイオンを銅イオンに置換すること。
つまり、銅鍋や鍋に銅線を入れて、梅をゆっくりじっくり煮ていきます。

銅線の量がイマイチだったのと、煮る時間があまりとれず、
綺麗な翡翠色にはなりませんでしたが、
ふっくら柔らかく煮えた梅は、とってもかわいいです!

梅仕事アレンジもたのしい!

梅シロップ、梅の翡翠煮、
どれもそのまま食べても美味しいのですが、
少し加工して別のお料理にするのも楽しいです!

◻︎青梅の翡翠煮で葛饅頭

青梅の翡翠煮の実を入れ込んだ葛饅頭。
わらび餅粉の色が入ってしまって、透明にはならなかったですが、
もちもちとした食感と甘酸っぱい梅と白餡の相性は抜群でした!

◻︎青梅の翡翠煮でさらに!梅あんみつ!

翡翠煮のシロップを寒天で固めて、翡翠煮をトッピングし、梅あんみつに。

母から届いたさくらんぼに、
最近研究中の発酵あんこをトッピングしました!

シロップはなかなか使い切りが難しいですが、
寒天にすると暑い夏にスルスルと食べれますしおすすめです!

◻︎梅シロップの実で梅のコンフィ、そして白餡チーズのクランブルタルトに!

シロップ漬けの梅の実は梅のしっとり感を残したくてコンフィにしました。

コンフィをたっぷりとチーズと白餡のフィリングの上にのせて、

クランブルをたっぷりかけて、白餡風味の梅チーズタルトに!
甘味は砂糖の代わりに白餡にしています!

白餡の甘さと梅の甘酸っぱさに
上のサクサクしたクランブルの食感が最高です!

コンフィにすると、
漬けたそのままの実を食べるよりも梅の実がしっとりと肉厚になり、
柔らかさを楽しめる
のでおすすめです!
そのまま食べても、水分が少ないのでお菓子に混ぜ込んでも、良いと思います◎

作り方は簡単!
種を取った梅シロップの梅の実と
種を取った梅の実の重量の5%のグラニュー糖、20%のシロップを鍋に入れ、
梅の実がある程度ふっくらとするまで、弱〜中火にかけるだけです!

梅シロップ、梅酒+梅アレンジで、何度も楽しむ梅仕事。

形を変え、食感を変え、1kgの梅を楽しみ尽くしている今日この頃です。

1種類の梅仕事ももちろん楽しいですが、
梅は同じ下処理で色々なものが作れるので、
梅シロップ、梅酒、梅煮‥少量ずつ作って、色々楽しむのはいかがでしょうか?

ちょっとずつ仕込むと食べ飽きることなく、アレンジも楽しいのでおすすめです!

梅ブランデーや梅シロップの作り方は、来年のご参考に、
梅シロップなど作った方は、
アレンジレシピなどよろしければ試してみてください!

lancorona(宮崎) ランコロナ

オレペエディター

インフラ保守管理会社勤務の工学系ガール。何事も『作る』ことが大好きで、お菓子やパン作り、裁縫‥あらゆる手作りを実験みたいに楽しんでいます。季節の手作りと甘いもの楽しむ時間を、日々仕事に家事に頑張る皆さんにお届けしたいです!
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