
洗濯物の乾燥で〈節電〉になるのはどっち?洗濯乾燥機or浴室乾燥機/光熱費クイズ

電気代がじわじわ上がる今こそ、見直したい家電の使い方。エアコンや冷蔵庫などは気にしても、洗濯物は意識していない人も多いのでは? じつは、乾燥の仕方ひとつで、家計に大きな差が出るんです。
節電になる方法を、家電のプロ・中村剛さんに教えてもらいました。
洗濯物を乾燥するとき、より節電になるのはどっち?
A「洗濯乾燥機」
B「浴室乾燥機」

正解は……A「洗濯乾燥機」
ドラム式の洗濯乾燥機のコストは、ヒートポンプ式で1回約30円、ヒーター式でも約50円程度です。電気代が高くなりがちなのが浴室乾燥機。浴室乾燥で洗濯物を乾かすと、1時間あたり約37円かかり、一日5時間使うと約185円、 年間では約6万7525円ものコストがかかります。
浴室乾燥を使うときは、2~3時間乾燥させたあと、途中から「換気モード」に切り替えるなど、できるだけ稼働時間を減らすようにしましょう。
節約は、小さなことの積み重ね。気づいたときから実践して、家計も気持ちも軽くしていきましょう♪
●2025年6月10日の情報です。
教えてくれたのは……中村 剛さん
東京電力エナジーパートナー勤務。家電製品総合アドバイザー。テレビ番組のスーパー家電通選手権で優勝した経験を持つ〈家電王〉。動画「くらしのラボ」を配信するほか、暮らしに役立つ情報を発信中。
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監修/中村 剛 イラスト/ナカオ テッペイ 原文/太田順子 文/池田なるみ