2022.08.01

おいしさ段違い! 枝豆は「焼く」に限る

今年も枝豆がおいしい季節がやってきました! 突然ですが枝豆ってすばらしい食材だと思いませんか?

ゆでるだけで食べられるし、「畑の肉」と言われるほど良質なたんぱく質を含んでいて栄養も満点。大人のおつまみにはもちろん、こどものおやつや補食にもぴったり

こんなに手軽にお酒好きのパパママも育ち盛りのこどもも、喜んで食べる野菜って意外にない……と思うくらい、夏の食卓に欠かせない心強い食材です!

枝豆といえば「塩ゆで」が定番ですが、もっとおいしく、しかも簡単に楽しめる方法があるんです!

それは「焼く」こと!

焼き枝豆



味がぎゅっと濃くなって焼いた香ばしさも加わり、いつもの塩ゆでとはひと味もふた味もちがったおいしさに! しかも、炒めるだけでお湯を沸かさなくていいので、暑い夏にはうれしい調理法なんです。作り方を見ていきましょう!

1 枝豆のさやを枝から切り離す



枝豆は、豆ぎりぎりの位置でさやを枝から切り離します。こうすることで、あとから加える塩水が切り口から入り、豆に塩味がしっかりつくんです。枝つきでないものも、同様に片側に切ってくださいね。

2 フライパンに枝豆を広げて焼く



フライパンにサラダ油を中火で熱し、枝豆を広げます。焼き色がつくまで両面をよく焼いて……

3 塩水を加えて仕上げる



塩を溶かした水を全体に回しかけ、水けがなくなるまで炒めれば完成!

この焼き方だと、酵素が活性化する50℃前後でゆっくり加熱されるので、酵素の働きででんぷんは糖に、たんぱく質がアミノ酸になります。塩ゆでより甘みとうまみが引き出されるので、ちょっとびっくりするほどおいしくなりますよ。この方法を知ってから、わが家では枝豆は「焼き」一択!

最後にとっておきのアレンジをひとつおまけでご紹介♪

焼き枝豆 バターしょうゆ味 



塩水を加えて水けが少しとんだら、バターとしょうゆを加えて、汁けがなくなるまで炒めます。こどもも大好きな味で、香ばしいバターとこくのあるしょうゆ味がたまりません~! 1日の終わりにこれとキンキンに冷えたビールがあれば、暑い夏も子育て&仕事に元気にがんばれそうです♪

ぜひお試しくださいね!

『こどもオレンジページ   No.4』より

料理/小田真規子 撮影/高杉 純 スタイリング/渡会順子 文/狩野厚子

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