
セロリ好き必見! 刻んで漬けるだけの常備菜『セロリのしょうゆ漬け』が万能すぎる。



セロリ好きの私にとって大きな悩みが1つあります。
それは、家族がセロリを食べないということ。
だから、ふだんの食事でセロリを食べたいときは自分用のセロリ料理を作るしかありません。でも、1人分だけ別に作るのは正直しんどい……。
そこで活躍するのが、セロリのしょうゆ漬け。
オイルやトッピングで風味を変えられるように、シンプルにしょうゆだけで漬けておけば、ご飯のお供はもちろん、ごま油と合わせて冷ややっこやそうめんにかけたり、オリーブオイルと合わせて冷しゃぶにかけたり、1人ごはんのときはチャーハンの味つけに使ったり。自由にアレンジができます。
しょうゆのおかげでセロリの香りがほどよくマスキングされ、マイルドになるので、使いやすさも抜群! 1人分のちょいたしセロリ用はもちろん、セロリを株で買ったはいいが使いきれずに困った、そんなときにもおすすめです。
『セロリのしょうゆ漬け』のレシピ

材料(作りやすい分量)
セロリ……2本(約240g)
しょうゆ(薄口)……適宜
*しょうゆは濃口を使用してもOK。だだし、色が濃くなります。
作り方

(1)
セロリは葉と茎を分け、葉はみじん切りに、茎の細い部分は横に薄切りにし、太い部分は縦を半分に切ってから横に薄切りにする。

(2)
セロリを清潔な保存容器に入れ、高さの約1/3が浸るぐらいまでしょうゆを注いで、かるく混ぜ、スプーンの背でセロリを押さえてなじませる。セロリから水分が出て全体が浸ったら、ふたをして冷蔵室で保存する。
保存
冷蔵で約5日間保存可
操さんおすすめ、パパッともう一品
「全部激うま! セロリのしょうゆ漬け活用術4選」
具だくさんだれのような感覚で使えます。セロリの風味が広がった漬け汁も最高! オイルや酸味、黒こしょうやごまを加えて、アレンジを楽しむのがおすすめです。

ご飯のお供。おかかといっしょにご飯にのっけて

冷ややっこ。たっぷりのっけてごま油をちょいがけ。黒こしょうをガリッとふって

混ぜ麺。ツナ、きゅうりといっしょに、漬け汁ごとそうめんにかけてオリーブオイルをひとまわし。レモンを絞って

セロリ卵炒飯。しょうゆの代わりに漬け汁ごと活用。鍋肌からジュッと加えて香ばしく
次回は「青じそ香るピーマンガパオライス」です。お楽しみに!

PROFILE
藤岡操(ふじおか・みさお)
編集者、栄養士、フードコーディネーター。
釣り雑誌の編集部、フードカタログの編集部など、出版社勤務を経て独立。雑誌、書籍、WEB、広告の仕事に携わる。著書・編著書に『ごはんに化ける ズルイおつまみ』(二見書房)、『ワインに合うおうち×レシピ123』『ビールおつまみ123』『毎朝が楽しくなる! 朝ごはん』『ご当地おつまみ人気レシピ』『一冊まるごとパクチー本』(すべてエイ出版社)などがある
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Instagram:https://www.instagram.com/misao_fujioka/
料理・写真・文・イラスト/藤岡操