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長谷川あかりのあたらしいきほんの料理

SNSで万バズ!長谷川あかりさんの『酒蒸しハンバーグ』手が汚れない革命レシピ

長谷川あかりのあたらしいきほんの料理
定番メニューにひと工夫。むずかしい作業やめんどうなことはナシ。令和版「きほんの料理」を、人気の料理家・長谷川あかりさんに教えてもらいます。

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私のハンバーグのテーマは、とにかく手を汚さないこと! 肉だねはゴムべらで練り、ラップで包んで成形します。洗いものを極力少なくするため、フライパンをボール代わりに。ベーコンの粗いみじん切りにはキッチンばさみを使えば、包丁とまな板もいらないんです。ソースを別で作ったりはしません。蒸し焼きのタイミングでミニトマトを加えるだけで、肉汁とバター、とろけたトマトのうまみと酸味があいまって、おいしいソースになります。味と効率を追求しながら繰り返し作った、とっておきレシピです。

『ハンバーグ』のレシピ

手を汚さず、洗いものも最小限で作れるハンバーグをめざして
たどり着いたレシピです。
うまみたっぷりのミニトマトとバターのソースで。

材料(2人分)

〈肉だね〉
合いびき肉……220g
ベーコン……1/2枚
にんにくのすりおろし……小さじ1/4
牛乳……1/2カップ
片栗粉……小さじ1
塩……小さじ1/2
砂糖……小さじ1/2
ナツメッグ……6ふり

ミニトマト……10~12個(約180g)

オリーブオイル
バター
料理酒※
※料理酒ではなく清酒を使用する場合は、塩少々をたしてください。

作り方

(1)肉だねを作る
ベーコンはキッチンばさみで細かく刻む。直径22cmのフライパンに肉だねの材料を入れ、粘りが出るまでゴムべらなどで練り混ぜる。

(2)成形する
ラップを広げて中央にオリーブオイル少々をたらし、(1)の肉だねの1/2量をのせる。包んで小判形に成形する。残りも同様にして成形する。フライパンはペーパータオルでさっと拭く。ミニトマトはへたを取る。

(3)焼く
フライパンにバター15gを入れて中火にかけ、(2)の肉だねのラップを取って並べ入れる。3分ほど焼いて返し、料理酒1/4カップを加えてふたをし、5分蒸し焼きにする。ミニトマトを加えて再度ふたをし、さらに5分蒸し焼きにする。器に盛り、フライパンに残った汁をかける。

あかりのおまけ

好みの野菜やきのこをつけ合わせにしても

ソースがわりのミニトマトは必須ですが、他の食材を加えてつけ合わせにしても。秋は旬のきのこがおすすめです。しいたけ、エリンギ、しめじ、まいたけなど、好みのきのこを1/2パックほど食べやすく切り、ミニトマトを加えるタイミングでいっしょに入れてください。

長谷川あかり
料理家、管理栄養士。雑誌やWEB、食品メーカーなどに幅広くレシピを提供。自身のSNSで数多くのレシピを紹介し、発見のある組み合わせと手軽なレシピが大好評。『シンプルだから悩まない! ワンパターン献立』(ダイヤモンド社)が発売中。
X:@akari_hasegawa

『オレンジページ』2025年10月17日号より))

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料理/長谷川あかり 写真/大森忠明 スタイリング/久保田朋子 取材・文/加藤洋子