
新食感にハマる『レンジマッシュ里いも』むっちり、ねっとり感は唯一無二!アレンジも



一年じゅう出まわっている里いもですが、やっぱりいちばんおいしいのは掘りたてが出まわる10月〜11月。水分をしっかり含んだ新いもは、むっちり、ねっとり! これが最高なのです。
シンプルにだしで煮るのも好きですが、新里いもはまずマッシュ。これを食べなきゃ始まらん。それくらい新里いものむっちりとしたマッシュが好き。
というわけで、いざ、マッシュ。里いもに一周切り込みを入れてレンチン。皮をつるんとむき、スプーンでつぶし、塩とオリーブオイルを加えてさらにマッシュ。これでマッシュ里いものベースが完成です。あつあつむっちりをつまみ食いしたら、もうワインを開けずにはいられません〜!
用意周到、バゲットに生ハム、マッシュ里いもを添え、黒こしょうをふっていただきます。生ハムのうまみと塩けがだしの代わりとなり、里いもの滋味が引き立つ! 里いもにはうまみが似合うな〜とあらためて実感。明日はおかかしょうゆでいただこう。
『マッシュ里いも』のレシピ

材料(作りやすい分量)
里いも……6個(500g)
塩……小さじ1/2強〜お好みで調整してOK
オリーブオイル……小さじ2
作り方

(1)
里いもはよく洗い、包丁で皮に一周切り込みを入れる。

(2)
大きめの耐熱ボールなどに、里いもが重ならないように入れ、水200mL(分量外)を加え、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W)で12分加熱する(堅い場合は竹串がスッと入るまで2〜3分ずつ追加で加熱)。

(3)
熱いうちに皮をむく(やけどしないよう、ペーパータオルなどを使ってむくのもおすすめ)。

(4)
スプーンなどで少しかたまりが残る程度にまでつぶし、塩、オリーブオイルを加えてよく混ぜる。
保存:冷蔵で3〜4日
食べるときは生ハム、おかか、ツナ、チーズなど、うまみがあるものを合わせてアレンジするのがおすすめ。冷たいままでも、電子レンジで温めても。
操さんおすすめ、パパッともう一品
「生ハムマッシュ里いも」

マッシュ里いもと生ハムのコンビ、最高! ガーリックトーストを合わせるのもおすすめ。
「マッシュ里いもおかかしょうゆ」


おかかしょうゆを加えて、のりで巻けば、おつまみにもおかずにも。
ほかにも、レンチンして刻んだ春菊とハムを混ぜたり、スプーンですくいフライパンで焼いて、しょうゆを少したらして食べるのもおすすめです!
次回は「ごぼうとソーセージのころころしょうゆそぼろ」です。お楽しみに!

PROFILE
藤岡操(ふじおか・みさお)
編集者、栄養士、フードコーディネーター。
釣り雑誌の編集部、フードカタログの編集部など、出版社勤務を経て独立。雑誌、書籍、WEB、広告の仕事に携わる。著書・編著書に『ごはんに化ける ズルイおつまみ』(二見書房)、『ワインに合うおうち×レシピ123』『ビールおつまみ123』『毎朝が楽しくなる! 朝ごはん』『ご当地おつまみ人気レシピ』『一冊まるごとパクチー本』(すべてエイ出版社)などがある
X:https://x.com/fujiokamisao
Instagram:https://www.instagram.com/misao_fujioka/
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料理・写真・文・イラスト/藤岡操