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長谷川あかりのあたらしいきほんの料理

味つけは塩だけ。ピーマン好きのためのチンジャオロースー/長谷川あかりさんレシピ

長谷川あかりのあたらしいきほんの料理
定番メニューにひと工夫。むずかしい作業やめんどうなことはナシ。令和版「きほんの料理」を、人気の料理家・長谷川あかりさんに教えてもらいます。

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ピーマンの青い香りがすごく好き。旬のピーマンの香りや甘みを目いっぱい楽しむために、夏は塩だけで味つけをしたシンプルな青椒肉絲をよく作ります。細切りにしたピーマンのシャクシャク歯ざわりが最高! 豚肉は少し厚めのしょうが焼き用を使って食べごたえアップ。片栗粉をまぶしてコーティングし、ツルッとした食感に仕上げます。器の上でレモンをキュッと絞ればさわやかな酸味が加わって、ピーマン5~6個の山盛り青椒肉絲がペロリと食べられちゃいます。

『青椒肉絲(チンジャオロウスー)』のレシピ

ピーマンの香りが大好きだから、ごくごくシンプルな塩味青椒肉絲に。
食べる直前にレモンを絞るのが必須!

材料(2人分)

ピーマン……5~6個(約200g)
豚ロース肉(しょうが焼き用)……160g
レモンのくし形切り……適宜
米油(または好みの油)……小さじ2


片栗粉
料理酒(または酒)

作り方

(1)ピーマンと豚肉を切る
ピーマンは縦半分に切ってへたと種を取り、縦にせん切りにする。豚肉は細切りにして塩ひとつまみをふってなじませ、片栗粉小さじ2をまんべんなくまぶす。

(2)豚肉を炒める
直径22cmのフライパンに米油を中火で熱し、豚肉をほぐしながら色が変わるまで炒める。

(3)ピーマンを加えて蒸し焼きにする
ピーマン、料理酒大さじ2を加え、ふたをして1分ほど蒸し焼きにする。さっと炒めて水けをとばし、塩小さじ1/2をふり入れ、手早く混ぜて火を止める。器に盛り、レモンを添える。

あかりのおまけ

ピーマンの細切りをおさらい

意外と手間がかかるピーマンの細切りの、効率的な切り方を復習しておきましょう。まずは分量のピーマンをすべて縦半分に切ってヘタと種(好みでワタも)を除きます。切り口を下にしてまな板におき、かるく押しつけながら端から切ります。

長谷川あかり
料理家、管理栄養士。雑誌やWEB、食品メーカーなどに幅広くレシピを提供。自身のSNSで数多くのレシピを紹介し、発見のある組み合わせと手軽なレシピが大好評。『長谷川あかり DAILY RECIPE Vol.3』(扶桑社)が発売中。
X:@akari_hasegawa

『オレンジページ』2025年8月17日号より))

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料理/長谷川あかり 写真/大森忠明 スタイリング/久保田朋子 取材・文/加藤洋子