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味つけは塩と酒だけでいい。長谷川あかりさんの『ピーマンとしらすの餃子』がシンプル最高

どの家庭にも常備されているであろう塩と酒。日々のお料理には欠かせない、基本の調味料ですよね。

今回は「塩と酒は食材の持ち味やうまみを引き立てるので、シンプルでも力強い味わいになる」という長谷川あかりさんに、塩と酒だけで作れる『ピーマンとしらすの餃子』のレシピを教えてもらいました。ピーマンのさわやかな苦みとしらすのうまみがたまらないひと味違った餃子、一度食べたらハマること間違いなし! ビールのお供にもぴったりですよ~。

ピーマンとしらすの餃子』のレシピ

長谷川あかりさん「ピーマンとしらすの餃子」レシピ

材料(2人分)

餃子の皮(大判)……12~14枚
ピーマン(大)……3個(約120g)

〈A〉
豚ひき肉……80g
釜揚げしらす……25g
にんにくのすりおろし……小さじ1/4
料理酒……大さじ2
片栗粉……小さじ1と1/2
塩……小さじ1/4

サラダ油……小さじ2
レモンのくし形切り……2切れ

ポイント

長谷川あかりさんは〈料理酒〉を使うのがこだわり
「私は、塩が添加されている『料理酒』を使っています。飲むための清酒はものによって味わいが違いますが、『料理酒』なら味がブレないからです。しかも、料理に特化してつくられているから、いい意味での雑味(アミノ酸や有機酸)があり、塩けとともに料理の味に深みを与えてくれます。清酒で作る場合は、味をみて塩を適宜加えてください(清酒1/2カップに対し、塩ふたつまみ〈約2g〉が目安)」

作り方

(1)ピーマンは縦半分に切り、へたと種を取って粗いみじん切りにして、ボールに入れる。〈A〉を加え、粘りが出るまでよく混ぜる。

(2)餃子の皮1枚に1の1/14~1/12量をのせ、皮の縁に水をつけてひだを寄せながら包む。残りも同様にして包む。

(3)フライパンにサラダ油を広げ、(2)を並べて中火にかける。餃子の底がカリッとして焼き色がついたら水1/4カップを注ぎ入れ、ふたをして5分ほど、皮が透き通るまで蒸し焼きにする。器に盛り、レモンを添える。

餃子の餡には塩味とうまみがしっかりあるので、大判の皮で包むのがベストマッチ。まずは何もつけずに、味変でレモン汁を絞って風味をアップ……と素材の味を楽しみながら食べてみてくださいね。

『オレンジページ』2025年9月2日号より)

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料理/長谷川あかり 撮影/馬場わかな スタリング/河野亜紀 文/編集部・町田