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【おひとりさまのお金の不安を減らす】5つのTO DOリスト教えます!

「貯金が少なくて、将来が心配」「今の収入のままでやっていけるかしら」など、お金に関する悩みを抱えている人、多いのでは? 自分の収入だけで生活するおひとりさまなら、なおさらその不安は大きいことでしょう。ぜひ、今回ご紹介する5つのTO DOリストにそって、お金のことをチェックしてできることからはじめてみて!

1 自分のお金の現在地を知ろう

いくら貯金があるのか、ローンなどの借金はいくらあるのか。手取り収入がいくらあって、毎月いくら使っているのか。老後の資金がいくら必要で、そのためには毎月いくら貯蓄するべきなのか。それらをなんとなくわかったつもりで終わらせず、実際の金額をすべてノートなどに書き出して、見える化しましょう。

2 先取り貯蓄で貯め体質になろう

銀行の口座の残高がまったく増えていない人におすすめなのが、「先取り貯蓄」。毎月の給料が入るタイミングで、あらかじめ決めた金額を貯蓄用に確保します。この「先取り貯蓄」分を引いた残りのお金で、他のすべての支出をやりくりするのです。この方法だと、無駄づかいを防ぐことができ、毎月一定額を確実に貯められます。貯蓄が苦手な人でも強制的にできるのでトライしやすいはず。

3 とにかく3カ月、家計簿をつけよう

「先取り貯蓄」ができない、または「先取り貯蓄」をすると家計が赤字になるという人は、まず何にどれだけお金を使っているかを把握して。「家計簿をつけるのはめんどうくさい……」という人でも、3カ月だけはなんとかがんばって! ここで大事なのは、ひと月の生活費がいくらぐらいかかっているかを把握することなので、多少のつけ忘れはOKです。

4 家計支出の理想比率を知ろう

家計簿をつけてみたけれど、自分が何にお金を使いすぎているのかよくわからない……。そんな人は理想の家計支出の比率をチェックして、実際の自分の支出と比べてみましょう。以下に理想の比率を記載しますが、この比率を大きく超える項目がある人は、支出を見直す必要がありそうです。手取り収入が20万円の人を例にすると、住居費30%、食費22%、水道光熱費9%、通信費3%、保険料3%、日用品費3%、医療費2%、その他13%、貯蓄15%。ちなみに手取り収入が30万円の人は住居費30%、食費20%、水道光熱費8%、通信費3%、保険料3%、日用品費2%、医療費2%、その他12%、貯蓄20%となります。

5 家計を見直して貯蓄のスピードを上げよう

家計を見直す際、まずは固定費に注目してみて。支出には大きく分けて固定費と変動費の2種類ありますが、固定費は毎月や毎年など、一定の期間に決まった金額の支出が発生するものをさします。固定費は節約の効果が毎月蓄積され、年間で考えれば大きな金額の節約につながるので、見直し効果が高いのです。一般的に固定費は、「通信費」「ジムやサブスク代」などを指しますが、最初に契約した内容のまま使いつづけているケースが多いもの。契約を見直すなど多少の手間はかかりますが、一度行えば、その浮いたお金を継続して確保することができ、支出減を実感しやすいのです。

40代、おひとりさま。今から準備すれば大丈夫! 将来のお金に不安になったら書くノート

『40代、おひとりさま。今から準備すれば大丈夫! 将来のお金に不安になったら書くノート』より)

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監修/藤嶋英臣(はやぶさFP事務所) イラスト/おおの麻里 取材/佐々木紀子 文/編集部・井上