スキンケアやメイク、ずっと同じやり方していませんか？　年齢や流行に合わせて、少し変えるだけで、ぐんと〈今どき〉の顔になれますよ。簡単な「3ステップ」で紹介します!

シワをメイクで薄く見せたいなら、「スティックハイライト」を使うべし！【厚塗りなしで自然な仕上がり】

2023.01.06

シワはメイクで隠すのは難しいし、隠そうとするとどうしても厚塗りになるのが悩み。すると、「スティックハイライトを使うことで、シワを光で飛ばすことができますよ」と、ヘア＆メイクアップアーティストの新見千晶さん。スティックタイプは使いやすく、白浮きもしづらいという優秀アイテムなのだとか。そのよさと使い方を詳しく聞いてみました！

●ハイライト効果でシワを上手にカモフラージュ
目もとやほうれい線、額などのシワをメイクでカバーしたいときは、厚塗りで隠すのではなく、光の効果でとばしてカモフラージュするのがおすすめ。気になる部分にハイライトを使うことで、シワだけではなく、くすみ対策にもなります。

●白浮きしないスティックタイプがおすすめ
ハイライトはリキッドやクリームタイプより、初心者はスティックタイプのほうが◎。ハイライトを指にとり、少しずつ塗っていくことで、ファンデーションを厚塗りするよりも自然な仕上がりになり、ファンデのような白浮きやヨレもありません。

では、さっそくやり方をチェック！

今どき顔になる
3ステップ

【1】ベースメイクを仕上げ、ハイライトを指にとる

ベースメイクが完了したら、スティックを少し出し、くるくるとなでるようにして指にとる。厚塗りにならないよう、少量でOK。塗っている間に足りなくなったら、同じように指にとり、そのつど追加する。

【2】目じり、小鼻のきわに塗り、指の腹で塗り広げる

目じりのシワが気になる部分に、指の腹を使ってやさしくハイライトを塗り広げる。ほうれい線が目立つ小鼻のきわ２㎝くらいの部分に、同様にして塗り広げる。

【3】Tゾーンと目の下に塗り、全体に立体感を出す

鼻から額にかけてのTゾーンに、ハイライトを指の腹を使ってやさしく塗り広げる。目の下のたるみが気になる部分は逆三角形になるように塗る。こうすることで、顔全体にメリハリが生まれ、立体感のある顔に仕上がる。

年齢が出やすい首のシワもしっかりケア！

首のシワで印象は変わるもの。顔とあわせてスキンケアを行いましょう。その際、美容液や乳液などを使って、リンパを流すようにあごから鎖骨へ向けて縦に塗ると効果アップ。首専用の美容液を使うのもおすすめです。

肌になじみやすく
心地よいジェル感触
首もとにかるくマッサージするようになじませて、しっとりもっちりのなめらかなハリ肌に。

●リサージネックゾーンセラム（ネック用美容液）100㎖ 5500円／カネボウ化粧品　
☎0120-518-520

教えてくれたのは……新見千晶さん

ヘア＆メイクアップアーティスト。わかりやすく読者が実践しやすいメソッドが人気でテレビ出演、雑誌、ウェブでのコラム執筆など幅広く活躍。『魔法の表情筋エステ＆若見せメイク』（成美堂出版）、『ミーハー美容』（主婦の友社）など著書多数。

【撮影協力】
白ブラウス19800円／シャルマントファム
☎075-708-3490
イヤカフ15400円（ヴァンドームブティック）／ヴァンドームブティック伊勢丹新宿店
☎03-3351-3521
トップス10500円／regleam　https://regleam.net/

●商品の価格は、特に記載のない限り消費税込みの価格です。改定される場合もありますので、ご了承ください。

（『オレンジページ』2023年1月17日号より）

監修／新見千晶　構成・文／佐々木紀子　撮影／向山裕信　スタイリング／近藤和貴子　モデル／前園さおり