
梅干しは種ごと使って! さっぱり×こくうま『梅バター長いも』のレシピ【ワタナベマキさん直伝】

「梅干し=和風と決めつけず、洋風の素材に合わせてもいいんです」
そう話すのは、梅を愛してやまない料理家・ワタナベマキさん。
なかでもおすすめの組み合わせのひとつが、今日紹介する〈梅干し×バター〉!
こく深いバターが加わることで、梅の酸味がまろやかになって絶妙なバランスに仕上がるんです。
淡白な味わいの長いもと合わせると、そのおいしさをより感じられるはず!
『梅バター長いも』のレシピ

材料(2人分)
梅干し(塩分13%前後のもの)……2個(約30ɡ)※
長いも…… 300ɡ
バター
※塩のみで漬けた白梅干し、赤しそで漬けた赤梅干し、どちらを使ってもOK。塩分は10~15%であればよいが、1個の重さがたりない場合は個数を増やす、また塩分が20%近くある場合はレシピより量を減らして、味を調整して。
作り方
(1)
長いもはよくこすり洗いしてひげ根を取り、皮ごと幅3cmの半月切りにする。梅干しは包丁でたたく。
(2)
フライパンにバター10ɡを中火で熱し、溶けたら長いもを並べ入れる。表面に焼き色がつくまで、ときどき返しながら4~5分焼き、梅干しを種ごと加えてからめる。器に盛ってバター適宜をのせる。
ポイントは、梅干しを種ごと使うこと!
じつは、種のまわりにもうまみがあるので、いっしょに調理するとより味わい深く仕上がるんですよ。
こんがりと焼いた長いものシャキッ、ほくっとした食感がくせになって、これはリピ確定!
ぜひ、梅干しを使ったレシピのレパートリーに加えて♪
教えてくれたのは……
ワタナベマキさん
グラフィックデザイナーを経て料理家に。センスあふれる食材や調味料の組み合わせ、忙しい人に寄り添うシンプルなレシピが幅広い層から人気。夫と高校生の息子と3人暮らし。インスタグラムでは身の回りのおいしいものや愛猫のはっとりくん、はなちゃんの様子を更新中。2021年からスタートしたオンライン料理教室も話題。
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料理/ワタナベマキ 撮影/大森忠明 スタイリング/福泉響子 文/編集部・伊藤