
2019.10.29
今が旬のきのこ。
普通に食べてもおいしいけれど、今日は気分を変えて、ひと手間加えてみるのはいかがでしょうか?
今回ご紹介するのは、きのこを『ちょい干し』する方法。
干すことによって日もちがよくなるきのこですが、なんとなんと、栄養価までUPするといううれしい効果が! 「エルゴステリン」という成分が日光に当たることで、ビタミンDに変化するのだそう。
そうとわかればやるっきゃない!
さっそく『ちょい干しきのこ』の詳しい手順をご説明しますね♪
●『ちょい干しきのこ』の作り方
(1)好みのきのこは石づきがあれば切り、食べやすいサイズに切る(またはほぐす)。できるだけ大きなざるに、重ならないように広げる。
(2)日中、ベランダの日の当たるところに新聞紙を敷き、(1)のきのこを2~3時間干す。表面が少し乾き、かるく色づいたら干し上がりの目安です。
冷蔵で1週間ほどもちますよ♪
また、もっと日もちさせたいならぜひ『3日干し』を。
日が出ている間だけ3日間干せば、完全に水分が抜けてからからに。朝晩は、室内の風通しのよいところに置けばOKです。
冷蔵で2週間ほどもちます。
ちょい干ししたきのこは……、
豚汁にしたり……、
手羽先やねぎといっしょに塩味のスープにしたりと、うまみをダイレクトに感じられる汁ものに使うのがおすすめ!
ちょい干しきのこが、いつものスープをぐっと底上げしてくれますよ。
(※干したしいたけを料理に使うときは、切ってから調理してください)
うれしい効果がたくさんの『ちょい干しきのこ』、気軽に始めてみてくださいね。
料理/牧野直子 撮影/鈴木泰介 文/編集部・持田
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