バレンタイン、贈る側も貰う側もなんだかワクワクしますね。
人気料理家・きじまりゅうたさんによると「男ってやつはバレンタインだって、肉が食べたいんです。それもガッツリボリューム満点の『肉丼』なんて作ってくれたら、そりゃあもう最高ですよ!」とのこと。ということで、ちょっぴりバレンタインを意識した洋食丼。ステーキ肉を使ったぜいたくハヤシソースが決め手のオムハヤシ丼をご紹介。
『夢のごろ肉オムハヤシ丼』のレシピ

材料(多めの2人分)
牛肉(ステーキ用)……1枚(約150g)
玉ねぎ……1/2個
マッシュルーム……3個
〈ハヤシソース〉
バター……10g
トマトジュース(無塩)……1カップ
赤ワイン……1/2カップ
砂糖……大さじ1
小麦粉……大さじ1
洋風スープの素(顆粒)……大さじ1
トマトケチャップ……大さじ1
ウスターソース……大さじ1
〈卵液〉
溶き卵……3個分
牛乳……大さじ2
塩……少々
こしょう……少々
温かいご飯……どんぶり2杯分(約400g)
パセリのみじん切り……適宜
塩
こしょう
小麦粉
サラダ油
バター
下準備
・玉ねぎは繊維にそって幅1cmに切る。
・マッシュルームは幅1cmに切る。
・卵液の材料を混ぜる。
作り方
(1)
牛肉は3~4cm四方に切り、塩、こしょう各少々をふって、小麦粉大さじ1/2をまぶす。直径20cmのフライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、牛肉を両面にこんがりと焼き色がつくまで焼いて、肉汁ごといったん取り出す。
(2)ハヤシソースを作る。
(1)のフライパンに玉ねぎ、マッシュルームを入れ、中火で炒める。玉ねぎがしんなりしたら、バター、砂糖、小麦粉を加え、粉っぽさがなくなるまで2分ほど炒める。赤ワインを少しずつ加え、そのつどだまにならないようによく混ぜる。ハヤシソースの残りの材料を加え、
(1)の牛肉を肉汁ごと戻し入れる。煮立ったら、アクを取って弱火にし、とろみがつくまで、ときどき混ぜながら10分ほど煮て、火を止める。
(3)別のフライパンにバター10gを入れて中火にかけ、溶けはじめたら、卵液を流し入れる。木べらで大きく混ぜ、半熟状になったら火を止める。器に盛ったご飯にのせ、
(2)のハヤシソースをかけて、パセリを散らす。
リッチな味わいの秘訣は、
砂糖を加えて香ばしく焦がすこと。こくと照りがアップします。きじまさんによると、「ハヤシソースのトマトジュースを
トマトベースの野菜ジュースに替えると、味に複雑さが加わって、よりお店風の味に近づきますよ」とのこと。こちらもぜひ試してみたいですね。
今年のバレンタインには、
『夢のごろ肉オムハヤシ丼』を作って、気になる彼の心をギュッとわしづかみにしちゃって♥
教えてくれたのは……
きじまりゅうたさん。祖母は村上昭子さん、母は杵島直美さんという料理研究家一家に育つ。幼いころから料理に親しみ、定番はもちろん男心をつかむアレンジ料理も得意としている。
(『オレンジページ』2018年2月17日号より)
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