ちょっと甘く煮た油揚げに酢めしを詰めたいなりずし。どこか懐かしく、たまらなくおいしいですよね。今回は、味しみしみの油揚げはそのまま、酢めしを詰めないで巻くだけ。簡単に、一口サイズのいなりずしができますよ。
『包まないいなり寿司』のレシピ
材料(2人分)
[しみしみお揚げ]
油揚げ……3枚
〈A〉
砂糖……大さじ1と1/2
しょうゆ……大さじ1と1/2
みりん……大さじ1と1/2
水……1/2カップ
[酢めし]
炊きたてのご飯……1合分
〈B〉
酢……大さじ2
砂糖……小さじ2
塩……小さじ1/4
白いりごま……大さじ1
作り方
(1)油揚げを開く
油揚げをまな板に縦長に置き、菜箸1本をのせて両手でかるく押さえながら前後にころがし、開きやすくする。長い一辺を残して、包丁で切り込みを入れて一枚に開く。
(2)油揚げをゆでる
鍋に湯を沸かして油揚げを入れ、菜箸でときどき押さえながら2分ほどゆで、ざるに上げる。粗熱が取れたら、両手ではさんで水けを絞る。鍋はさっと洗う。
(3)油揚げを煮る
2の鍋にAを入れて強めの中火にかけ、煮立ったらさっと混ぜて油揚げを広げて入れる。弱火にして、ときどき上下を返しながら4~5分、煮汁が少し残るくらいになるまで煮て火を止め、そのままさます。
(4)酢めしを作る
小さなボールにBを混ぜ合わせる。別のボールにご飯を入れ、Bをしゃもじを伝わせながら加えて、切るように混ぜる。白ごまを加えてさっと混ぜる。
(5)巻く
まな板に長さ30㎝に切ったラップを広げ、汁けをかるく絞った油揚げ1枚をのせる。手前に酢めしの1/3量をのせて棒状に広げ、ラップごときつめに巻く。両端のご飯を平らに整え、閉じ目を下にして置く。残りも同様に作る。
(6)切る
ラップの上から、包丁で4等分に切る(1回切るたびに、包丁をぬれぶきんで拭くときれいに切れる)。ラップをはずして、器に盛る。
油揚げを煮てさましている間に、酢めしの準備するのが大事。いなりずしは、さめてもおいしいので、お弁当箱にも詰めやすく、食べやすいのでお弁当にもおすすめです。
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