
【秋の手仕事】3Lサイズ、3㎏栗と格闘⁈『栗の鬼皮剝き』

食いしん坊gonta*です!
秋到来!
ここ近年の異常気象!
ここ数日で一気に秋を感じる気候に移り変わりましたが、年々、秋が短くなっている気がします。
もうすでに、味わいましたか?
秋の味覚!!
今年は、サンマが脂がのり大きいので、すでに4回ほど食べてます(笑)
そして、秋の味覚の代表格は、これでしょ!
『栗』
蕎麦も、松茸も捨てがたいですが…
秋の手仕事、栗作業。
毎年、この時期に行ってますが、去年は父の入院で、実家との往復が始まり、この作業ができませんでした。
今年は、すでに、第一弾を終えてます。
3Lを3kg、頑張ったよ!
大粒、約100個。(笑)
毎年する作業でも、年一回では、忘れてしまうことが多々あり…
今年は、覚書として、工程を撮影してみました。
100個の栗は、こうやって…⁈ 私が編み出した鬼皮の剝き方!
栗仕事の基本といえば、皮剝き。
私は、鬼皮だけを剝き、渋皮煮を作り、それをどんどんアレンジしていきます。
その手仕事を、写真と解説付きで、一挙公開!
工程1:栗の選定

栗を1時間以上水につけ、水に浮く、虫食いの栗を取り除く。
栗の中に虫食いがあったり、割れが発生して空洞になると、栗が浮いてきます。
無駄な作業を減らす目的もあり、その栗は、美味しくないので捨てましょう!
時間があれば、選定後、ザルに取り、少し乾かします。
この作業は、あえてしなくてもOK!
工程2:栗を温める

栗を鍋に入れ、ひたひたの水を注ぎ、2~3分ほど沸騰させ、火を止めます!
ここからは、軍手とトングの登場です!

熱い作業が続きますので、あると便利です。
工程3:鬼皮を剝く

栗のお尻の継ぎ目に、ナイフで切り込みを入れる。
私は、写真のような先がギザギザした、トマトベジナイフを愛用。
栗を剝きやすくする、突破口を作る作業です。

突破口から、栗を剥いていく。
このままでも、良いですが、少し剝いたら…

上の頂点から割くように剝くと、作業が早くなります。

鬼皮を剝いたら、すぐに水につけておきましょう。
栗作業は、乾燥が大敵!
栗の乾燥は、味にも、食感にも影響します。
水を張った容器を用意して、そこに入れていきましょう!
私は、鬼皮を剝いた栗を、すぐに、ラム酒をきかせた『大人の渋皮煮』にしました。

渋皮をさらに剝いて、栗おこわを楽しんだり、中山道の郷土菓子『栗きんとん』にしたり…。
いろいろ楽しめますね。
渋皮には筋が残ることが多いですが、あえて、鬼皮は豪快に剝くだけにしています。
この筋は、重曹で下処理すると、簡単に取れるので、栗に負荷をかけない為にも、鬼皮を剝くだけの方が、良さそうです。

鬼皮を剝いたら、アレンジ自在
私は、渋皮煮を作り、そこから、いろんな用途に利用しています。
一例として…
ほぼ栗⁈の『マロンケーキ』

これが作りたいので、毎年栗仕事する⁈といっても過言ではないかも(笑)
私が作る、このマロンケーキには、ファンが多いです!
栗が主役の『抹茶★栗あんパン』

我が家のドラえもん(主人)は、栗が大の苦手(汗)
実家帰省時に、渋皮煮も持参し、栗型あんパンを母に!
食べてくれる相手がいないと作れないので、試作は実家となりました(笑)
次回は、食いしん坊gonta*の自信作!『大人の渋皮煮』をご紹介できたら…と思います。
甘いものが苦手な方でも、美味しく食べられる、『大人の渋皮煮』
実際、渋皮煮は甘いから苦手…という方に、この渋皮煮入りのお菓子やパンを差し上げたら、「ペロリと食べられた…」とい嬉しい言葉をいただいています。
こう言うお言葉は、励みになります!
秋の手仕事、この後も、まだまだ続きますよ。
私、食いしん坊だから、このような地道な作業も頑張れます。
秋のご褒美が待っているから…(笑)
また、懲りずに、お付き合いください!