腸活ドクター直伝『最強の腸活鍋!鶏の塩麹鍋』免疫力アップ&腸に良い具材リストも
寒さで体が冷えやすく、免疫力も落ちがちな冬。そんな季節に取り入れたいのが、冷え対策と腸ケアを同時にかなえる〈腸活鍋〉です。
腸活ドクター・髙畑宗明先生が、腸にうれしい理由をわかりやすく解説。すぐ作れる腸活鍋レシピと、役立つ食材リストもあわせてご紹介します。
冬の〈腸活鍋〉で免疫力を底上げ!
「腸活鍋」は、冷え対策と腸ケアを同時にかなえてくれる冬にぴったりのメニュー。野菜、発酵食品、きのこ類、肉・魚などから、腸内細菌が喜ぶ多様な栄養素を一度にとることができます。
しょうがやにんにくをプラスすると、血行がよくなり腸の動きも活発に。さらに、だしに昆布や干ししいたけを使えば、「グルタミン酸」や「β-グルカン」が腸粘膜の修復を促し、免疫力アップにもつながります。
『鶏肉の塩麹鍋』のレシピ

塩麹に含まれる酵素の力で、鶏肉のうまみ&柔らかさがアップ。たんぱく質の消化吸収を助けます。
材料と作り方
一口大に切った鶏もも肉はポリ袋に入れ、塩麹(肉の重量の10%が目安)を加えてもみ、冷蔵庫で30分以上置く。鍋に昆布だし2カップを煮立て、鶏肉を塩麹ごと入れ、食べやすく切った豆腐、にんじん、白菜、 ねぎ、春菊を加えて煮る。塩麹で調味する。
※塩麹の塩分は商品によって異なるため、最初は控えめに入れて。
鍋にぴったりの腸活食材リスト

白菜
水溶性食物繊維がビフィズス菌などの善玉菌を増やし、腸の炎症を抑える。消化がいいので、胃腸を休ませたいときにも◎。

にんじん
「β-カロテン」が腸粘膜を守り、体のバリア機能をサポート。加熱でβ-カロテンの吸収率がアップするので鍋に最適。

春菊
不溶性・水溶性の食物繊維をバランスよく含み、腸のぜん動運動を促進。香り成分「ペリルアルデヒド」が消化を助ける。

ねぎ
「フルクタン(イヌリン)」が善玉菌のエサとなり、腸内環境を改善。血行を促す「硫化アリル」が腸を温める効果も。

鶏肉
消化しやすいたんぱく源で腸に負担をかけにくい。腸粘膜や免疫細胞の材料となり、腸の修復と免疫強化に役立つ。

豆腐
植物性たんぱく質が腸粘膜の材料になる。「大豆オリゴ糖」は善玉菌のエサとなり、腸内環境を改善する。

塩麹
米麹由来の発酵食品。善玉菌のエサとなるほか、麹菌の酵素により便通の改善、美肌効果、免疫力向上が期待できる。

昆布
水溶性食物繊維「アルギン酸」「フコイダン」が豊富。善玉菌のエサとなり、老廃物や有害物質の排出を助ける。
体が冷えた日や、なんとなく調子が出ない日に。腸にやさしい鍋で、内側からコンディションを整えていきましょう。
教えてくれたのは……髙畑宗明さん
岡山大学大学院にて博士号(農学)を取得。腸内細菌と腸内発酵学の研究者として国内外で論文を発表。腸活ドクターとして腸の健康に関する講演・食育セミナー、メディアへの寄稿など幅広く活躍中。著書に『「腸内酵素力」で、ボケもがんも寄りつかない』 (講談社)など。
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監修/髙畑宗明 取材・原文/太田順子 料理・スタイリング/下條絵美 撮影/中村あかね 文/池田なるみ








