
ヘルシーと思っていたのに…!?血糖値を上げにくい外食のコツを管理栄養士が解説!

ランチや飲み会など、外食のときも血糖値には要注意! 「ヘルシー」だと思っていたものや、「これくらいなら大丈夫」と思ったものが、意外と糖質たっぷりでドキッとすることもあります。
今回は、外食でも血糖値を上手にコントロールするポイントを、管理栄養士の牧野直子先生に教えてもらいました。
血糖値が高い人の外食の選び方
麺類やどんぶりもの、サンドイッチなどは手軽ですが、糖質にかたよっているメニュー。糖質をとりすぎてしまうので、できるだけ主食の量を調整しやすい定食を選ぶのがコツ。
例えば、しょうが焼き定食なら野菜が添えてあるものも多く、たんぱく質も食物繊維もバランスよく摂取できます。また、注文するとき、ご飯を少し減らしてもらうこともできるので、その点でもおすすめです。ラーメンライス、ミニどんぶりとうどんのセットなど炭水化物をタブルでとるのは糖質過多になるので、気をつけましょう。
▲ ざるそばやうどんは、できるだけ避ける

ざるそばやうどんは一見、ヘルシーに見えますが、糖質を多く含んでいます。食べたいときは、糖の吸収を遅らせるためにも、野菜や卵など、具材がたっぷり入っているメニューを選ぶとよいでしょう。
〇 定食がおすすめ!

野菜の副菜は、生野菜サラダより、あえものやおひたしを選んで。野菜は生よりゆでたほうが量をたっぷりとれますし、ドレッシングやマヨネーズを使わずにすむので、低カロリーという点でもおすすめです。
外食の機会が多い人ほど、メニュー選びの意識が大切です。無理なく続けられる範囲で、今日から意識してみてくださいね。
『オレンジページ』おとなの健康レシピ〈血糖値を下げる献立〉

★低糖質でもボリュームたっぷりのレシピ集★
糖質60g未満の1カ月分献立や血糖値の急上昇を防ぐアイディアおかずをたっぷりご紹介。どれも低糖質でもボリュームたっぷり。身近な材料で作れるので、毎日無理なく続けられます。血糖値改善に役立つ食事のコツや、運動・生活習慣の解説も役立ちます。
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監修/牧野直子 イラスト/松元まり子 文/池田なるみ