
【知っておきたいコツ】新米のおいしい炊き方とおすすめ「絶品おとも」3品

季節はすっかり秋。収穫されたばかりの「新米」が出回るようになりました。新米は水分が多く含まれ、ふっくらとやわらかく炊き上がるのが特徴。
せっかくなので、炊き方に少しこだわっておいしく食べませんか? 土鍋と炊飯器それぞれの炊き方と、新米と食べたい絶品おとも3品のレシピを紹介します!
新米の洗い方と炊き方
(1)米を冷たい水でとぐ
ボールに米を入れ、かぶるくらいの冷水を加える。さっと混ぜてすぐに水を捨て、手をかるく丸めて、水のない状態で10~20回混ぜる。再び水を加え、この作業を2~3回繰り返す。水はうっすら白濁していてOK。ざるに上げて水けをきる。
【POINT】
お米がすぐに吸水してしまうので、ぬかくさい水を吸う前にさっと混ぜたらすぐに水を捨てて。冷水を使うのは、ゆっくりと水を吸収させるためです。
(2)冷蔵庫で吸水させる
(1)の米をボールに入れ、分量の水(米2合〈360ml〉に対し、水2カップ〈400ml〉が目安)を加えて30分~1時間おき、吸水させる。できたら冷蔵庫で2時間以上置くと、米の中にゆっくりと水分が入っていき、ふっくら柔らかく炊ける。
【POINT】
冷蔵庫で時間をかけて吸水させることで、お米がゆっくりとすみずみまで吸水し、ふっくらとおいしいご飯に炊き上がります。
〈土鍋で炊く場合〉
(2)の米を水分ごと土鍋に移し、強めの中火にかける(沸騰するまでの時間は10~15分が目安)。沸騰したらごく弱火にし、10分炊く。火を止め、そのまま10分蒸らせば炊き上がり。
※炊飯専用の厚手(または二重ぶた)の土鍋の場合、(1)~(2)は同様にし、(3)で沸騰したら火を止め、20分蒸らせばOK。メーカーによっても異なるので、説明書に従う。
〈炊飯器で炊く場合〉
土鍋の炊き方(1)と同様にとぎ、(2)で吸水させずに米を炊飯器の内がまに入れる。分量の目盛りまで水を加え、炊飯スイッチを押す。炊飯器の場合、炊飯時間に吸水時間が含まれているので、吸水の必要はなし。
さぁ、おいしく新米が炊き上がりました! 続いて、編集部選・おすすめのご飯のおともを紹介します。
–{おすすめ「絶品ご飯のおとも3品」のレシピ}–
おすすめ「絶品ご飯のおとも3品」のレシピ
バター鮭フレーク
風味豊かな鮭にバターをなじませて、まろやかな味わいに仕上げました。焼いてほぐした鮭が香ばしく、新米との相性もばっちり!
>>「バター鮭フレーク」のレシピはこちら
れんこんの甘辛炒め
新米と同じく、秋が旬のれんこんを甘辛く炒めて。柔らかな白飯と、シャキシャキとした歯ざわりがマッチ。
>>「れんこんの甘辛炒め」のレシピはこちら
しょうが入り牛そぼろ
しょうがの存在感たっぷりの肉そぼろ。ご飯にたっぷりのせれば、箸がとまらないおいしさに。
>>「しょうが入り牛そぼろ」のレシピはこちら
新米を買ったら、ぜひこの炊き方でおいしいご飯を堪能してくださいね♪
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料理/しらい のりこ(ごはん同盟・新米の炊き方)、ワタナベ マキ、河村みち子、コウ ケンテツ 撮影/木村拓(東京料理写真・新米の炊き方)、豊田朋子、南雲保夫、原ヒデトシ 文/編集部・堀部