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100均グッズ&土いらずで手軽・簡単!水耕栽培で始める『キッチンハーブ』の育て方

ゴールデンウィーク、ちょっと新しいことを始めてみたい気分。そんなときにぴったりなのが、土を使わない『キッチンハーブの水耕栽培』。

キッチンやダイニングで育てながら、使いたいときにさっと収穫できるのもうれしいところ。必要なものは、ほとんどが100円ショップでそろうので、園芸ビギナーさんにもおすすめです!

土いらずで気軽に育てる『キッチンハーブ』

土で栽培すると、中が見えないので水やりのタイミングがわかりづらいのが難点。水をやりすぎて根腐れしたり、逆に少なすぎてひからびたり、失敗しがちです。また、土の中の微生物が虫の発生源になることも。その点、水耕栽培は中が見えるので水の残量がわかりやすく、土を使わないから虫がわく心配もありません。花びんに花を生ける感覚で育てられるので、キッチンやダイニングテーブルに置いて気軽に楽しむことができます。

※ハーブに異臭やカビが発生している場合は食べないでください。収穫前に必ず状態を確認し、少しでも異変を感じたら廃棄することをおすすめします。また、ハーブを使うときは分量を守り、過剰摂取は避けましょう。

『キッチンハーブ』の水耕栽培の始め方

用意するもの

ハーブの苗(写真はミント)※1
水耕栽培用の肥料 ※1
透明のガラスまたはプラスチックの容器(500ml以上のもの)※2
スポンジ(ハード面がついた2層タイプ)
カッターナイフ
カッターマット
油性ペン
定規
竹串
アルミホイル(下記のcheckを参照)
あれば軍手

※1 ホームセンターなどで購入できます。
※2 ハーブを大きく育てたい人は、容量が1000ml程度ある大きな容器を使うのがおすすめ。

下準備

あれば軍手をして苗をポットから取り出し、手でほぐしながら土を落とす。水をはったバットに根を浸し、根を泳がせるようにして土を洗い落とす。水を替えながら数回くり返して、土がほとんどなくなったら、根の間に詰まった土を竹串の先でていねいに取り除き、流水で完全に土を落とす。根に土が残っていると根腐れの原因になるので、ここはしっかりと!

やり方

➀ 容器の大きさに合わせてスポンジをカットする

容器の口径に合わせてカッターでスポンジを切る(小さすぎるとスポンジが容器の中に落下するので注意)。

② 切り込み線を描いてカットする

スポンジのハード面に油性ペンで、端から1㎝ほどあけて十字線を描く。縦の線は1カ所、スポンジの端まで線を描く。カッターで線に沿って切り(手を切らないように注意)、1カ所だけ切り開いた状態にする(写真右)。

③ 十字の中央に苗の根元をはさむ

十字の切り込みの中心に、茎と根の境目がくるように苗をはさむ。この位置がずれると、根が空気中に出て枯れたり、茎が水につかりすぎて傷んだりする原因に。スポンジを容器に入れて、ハード面が容器の口にひっかかるか確認する(写真右)。

④ 水と肥料を混ぜて養液を作る

水と肥料を表示どおりの倍率で希釈して養液を作り、容器の八分目くらいまで注ぐ。肥料は水耕栽培用を使うと生長が早く、大きく育つのでおすすめ。

⑤ 根の上部が空気に触れるよう養液の量を調整する

容器に③のスポンジをセットする。根がすべて水につかった状態だと酸素不足になり、根腐れの原因に。根の上部が空気に触れるよう、養液の量を加減して水位を調節する。

check

直射日光が当たる場所に容器を置く場合は、容器にアルミホイルを巻くようにしましょう。光の反射による収れん火災や、水温の上がりすぎによる水質悪化を防いでくれます。

お手入れ方法

日当たりのいい場所に置く

2週間ほどは風通しがよく、日当たりのいい場所に置くのがおすすめ。光合成が活発になるので生長が進みやすく、ハーブ特有の香りも強くなります。ある程度生長したら、キッチンカウンターの上などに移してもOK。

水が減ったら足す。週1回、養液を替える

1日1回、水位をチェックし、減っていたら水を足します。養液は1週間に一度、交換しましょう。1週間くらいの旅行なら、そのままにしても問題ありません。

根が黒く変色してきたら切り取る

根が黒く変色したらすぐに切り取ります。そのままにすると容器の中で雑菌が増えて、根腐れの原因になるので、こまめに確認しましょう。

見た目もおしゃれで、料理にさりげなく華を添えてくれるキッチンハーブ。育てる楽しみと使う楽しみ、どちらも味わってみてください♪

『オレンジページ』2026年4月17日号より)

教えてくれたのは ……中島大輔さん

植物をもっと気軽に育ててほしいという思いから、水だけで育てる観葉植物ブランド「WOOTANG(ウータン)」を主宰。ホームページで紹介する野菜やハーブの水耕栽培の解説もわかりやすく好評。https://wootang.jp/

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監修/中島大輔  撮影/三好宣弘(RELATION)  スタイリング/河野亜紀  取材・原文/池田 泉  文/池田なるみ