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【レシピ特別公開】大人の『固めプリン』の作り方

※2022年10月28日更新
『固めプリン』の作り方を、まずは画像でチェック!
大人のビターカラメルプリン
見てください! このキリッと立った美しいエッジを……!

ここ最近、卵の風味をしっかりと感じられる、昔ながらの固めプリンの人気がじわじわ再燃していますよね。

大人のビターカラメルプリン
そんな固めプリンをおうちで作りたいかたのために、今回は特別に『大人のビターカラメルプリン』のレシピを大公開!

そのしっかりとした舌触りはもちろん、ほろ苦さがくせになる、大人味のカラメルソースにも注目です。

ではでは、まずはそのカラメルソースの作り方から見ていきましょう。
–{『ビターカラメルソース』を作る}–

●『ビターカラメルソース』

材料(作りやすい分量)
グラニュー糖……100g
水……20ml
ぬるま湯……1/4カップ

ビターカラメルソースを作る①
(1)
口径14~15cmの鍋にグラニュー糖、水を入れ、強めの中火にかける。ふつふつと泡が出てきたら揺すり、全体に水分が回るようにする(軍手をして作業すると安心)。

全体に泡ができて、うっすらと煙が出て鍋肌からきつね色になってくる。
(2)
全体に泡ができて、うっすらと煙が出て鍋肌からきつね色になってくる。


(3)
たまに揺すりながら、コーラのような色になったら火を止める。

ビターカラメルソースを作る④
(4)
鍋肌の1カ所から、少しずつぬるま湯を注ぐ(煙が出るので当たらないように注意)。

ビターカラメルソースを作る⑤
(5)
再び弱火にかけ、ときどき傾けて、底にあるかたまりが溶けるまで2~3分煮る。少しとろみがつけばOK。

ビターカラメルソースを作る⑥
(6)
約1/2量を型(18×9×高さ6cmのパウンド型)に静かに流し入れ、粗熱が取れたら冷凍庫に入れる。

※あまったビターカラメルソースは、密閉容器に入れ、冷蔵で2週間ほど保存可能です。ホットミルクに加えたり、トーストに塗ったりしても◎。

さあさあ、これでビターカラメルソースは完成♪
お次は、固めプリンの生地を作っていきましょう!

–{『固めプリン』を作る}–

●『固めプリン』


材料(18×9×高さ6cmのパウンド型1台分)
卵……3個
牛乳……1と1/2カップ
生クリーム(乳脂肪分35%以上のもの)……75ml
グラニュー糖……75g
バニラエッセンス……少々

堅めプリンを作る①
(1)
鍋に牛乳、生クリームを入れて中火にかけ、沸騰しない程度に温める。ボールに卵、グラニュー糖、バニラエッセンスを入れ、泡立て器で卵のコシを切るように混ぜる。

堅めプリンを作る②
(2)
(1)の鍋の中身をボールに静かに加え、全体が均一になるまで混ぜる。そのまま30分ほどおいてから、ざるでこす。オーブンを150℃に温めはじめる。

堅めプリンを作る③
(3)
冷凍庫から型を取り出し、(2)を型の側面を伝わせながら、静かに流し入れる。あれば、食品用アルコールスプレーを噴射し、表面の小さな泡を消す。

堅めプリンを作る④
(4)
型をバットに入れ、バットの高さの半分くらいまでぬるま湯を注いで、バットごとアルミホイルをかぶせる。150℃のオーブンで50分~1時間焼く※。粗熱を取り、冷蔵庫で2時間以上冷やす。

※焼き上がりのチェック方法
軍手をしてパウンド型を揺すり、生地の表面全体が均一に揺れればOK。生地の表面の真ん中部分が上下に波打つように揺れたら、まだ中が焼けていないので、10分ずつを目安に、様子をみながら追加して焼く。

プリンを型からはずす型からはずすときは……
小さめのナイフを型の長辺、短辺にそわせて動かす(角は除く)。器をかぶせて両手で押さえ、ひっくり返す。少し揺するとカラメルソースがはがれて自然に落ちる。

大人のビターカラメルプリン
ああ~、このしっかりとした舌触り、そしてこの卵感!
固め派にはたまらない一品です。

深みのあるビターカラメルソースも最高!
ほろ苦いソースと、甘さを抑えたプリンの相性が抜群ですよ。

年末年始にも大活躍間違いなし!
『大人のビターカラメルプリン』、ぜひ作ってみてくださいね♪

2022オレンジページCooking冬「ハッ!とする、肉とつまみ」より) 

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料理/藤野貴子 撮影/キッチンミノル スタイリング/久保田朋子 文/編集部・持田