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料理界のレジェンド。大庭英子さんが長年作り続けるシンプル『なすの揚げ浸し』とは

漬け汁をたっぷりまとったなすに、思わずうっとり。
料理研究家・大庭英子さんに教わるのは、末永く作り続けたい『なすの揚げびたし』。

噛んだ瞬間にじゅわっと染み出すだしのうまみと、なすのとろけるような食感。火を止めたあとの、じんわり味がしみていく時間までがごちそうです。

ごろんと大ぶりのなすから、漬け汁がじゅわっとしみ出す瞬間がたまらない! 一晩ほどおいて食べるのがおすすめ。

大庭英子さん

『なすの揚げ浸し』のレシピ

材料(作りやすい分量)と作り方

なす8個は両端を切り、上下を2㎝ほど残して 縦に1㎝間隔で浅い切り目を入れる。鍋にだし汁2カップしょうゆみりん各1/3カップ赤唐辛子1本を入れて煮立て、火を止める。揚げ油を高めの中温に熱し、なすをしんなりするまで5分ほど揚げる。油をきって漬け汁に入れ、粗熱を取る。冷蔵庫に入れて味をなじませる。

暑い日も、慌ただしい日も。冷蔵庫にこの一品があれば、ひと息つける気がします。

ごはんにも、お酒にもぴったり。うまみじゅわっと、絶品なすを召し上がれ。

『オレンジページ』2025年7月2日号より)

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料理/大庭英子 撮影/南雲保夫 文/池田なるみ