
【クイズ】常温、冷蔵どっち?酢とすし酢、じつは保存場所が異なるって知ってた⁉

常温? それとも冷蔵?
一見同じように思える調味料も、保存場所が同じとは限りません。
「酢」と「すし酢」など、原料や製造方法の違いによって〈保存のルール〉が変わる食品は意外と多いんです。
似ているけれど、アドレスが違う食品

酢【常温】
すし酢【冷蔵】
穀物酢や黒酢は、直射日光やコンロまわりを避けて常温保存。砂糖や塩分、かんきつ類を加えた調味酢は開封後要冷蔵。
生しょうゆ【常温】
しょうゆ【冷蔵】
ペットボトルやびん入りのしょうゆは、開封後風味が落ちて色も濃くなるので冷蔵室のドアポケットへ。空気に触れない二重構造ボトルの生しょうゆは、開封後も常温保存OK。
小麦粉、片栗粉【常温】
ミックス粉【冷蔵】
小麦粉・片栗粉は袋の口を閉じ、密閉容器に入れて直射日光の当たらない場所に保存。ホットケーキミックス、天ぷら粉、お好み焼き粉などの調味されたミックス粉は虫がわきやすいので開封したものは必ず冷蔵保存を。
みりん【常温】
みりん風調味料【冷蔵】
本みりんはアルコール分が高いので常温でOK。冷蔵すると糖分が固まって結晶化してしまいます。みりん風調味料はアルコール分1%未満なので冷蔵保存を。
酒【常温】
料理酒【冷蔵】
清酒は常温保存OK。塩や糖が添加されている料理酒は賞味期限があり劣化しやすいので、冷蔵保存して。
塩昆布【常温】
とろろ昆布【冷蔵】
塩昆布は、出し入れによる結露で固まってしまうので冷蔵保存NG。とろろ昆布は、変色しやすいので冷蔵室へ。
適した場所にしまうだけで、味も鮮度もきちんとキープ。
ムダにせずおいしく使い切るためにも、保存場所、今いちど見直してみてくださいね!
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監修/島本美由紀 撮影/三村健二 イラスト/平松昭子 原文/太田順子 文/池田なるみ