
最終回!超定番だけど、正解がわかってない『鶏そぼろ丼』の答えを発見/夢眠ねむ

今回最終回! ということで、オレンジページの人気連載が1冊にまとまった『仕込み5分の漬けとく献立』から、超定番でありながら自分の中でまだ正解がわかっていない「鶏そぼろ丼」を作ります。これを覚えちゃえば、今後ささっと作れて絶対いいぞ。


夜なる早でごはんが食べたいすべての人へ
『仕込み5分の漬けとく献立』
市瀬悦子/オレンジページ
朝仕込み推奨……でも、じつは夜でもできちゃう「漬けとく献立」


でもよくよく見てみると、「半日ほど(最低15分以上)漬ける」など、最低漬け時間も書いてくれているじゃありませんか! これなら朝はバタバタしている私でも、帰ってすぐ漬けて、炊飯器の早炊きボタンを押し、その間に他の汁ものの準備をしたりすればよいのでは……ということでやってみたら、かなり効率よく早く夕ご飯の準備ができました。
市瀬悦子さんの『鶏そぼろ丼』のレシピ 

材料(2人分)
鶏ひき肉……150g
〈甘辛だれ〉
しょうゆ、酒、みりん……各大さじ1と1/2
砂糖……小さじ2
卵……3個
〈甘塩だれ〉
砂糖、みりん……各大さじ1
塩……小さじ1/5
温かいごはん……適宜
あれば万能ねぎ小口切り……適宜
作り方
(1)漬けとく。
ポリ袋に甘辛だれの材料を入れてもみ混ぜ、ひき肉を加えてさらにもみ混ぜる。空気を抜いて袋の口を閉じ、冷蔵庫で半日ほど(最低15分)漬ける。
(2)甘塩だれも作っとく。
小さい器に甘塩だれの材料を入れて混ぜ、ラップをかけて冷蔵庫に入れる。
(3)いるだけ。①
ボールに卵を割りほぐし、甘塩だれをもう一度混ぜてから加えて混ぜ合わせる。フライパンに卵液を流し入れて中火にかけ、菜箸3~4本でたえず混ぜながら、ぽろぽろになるまでいって取り出す。
(4)いるだけ。②
フライパンをさっと洗って拭き、ひき肉を入れてから中火にかける。菜箸3~4本でたえず混ぜながら、火が通ってぽろぽろになるまで3分ほどいる。器にご飯を盛り、鶏そぼろと卵そぼろを等分にのせ、あれば万能ねぎをのせる。
その日に使わないときは。
ポリ袋のまま冷蔵で約2日保存可能

ねむ‘s tsukutta report


食品保存用の袋にお肉と調味料を入れて。そぼろは倍量作ることに!

お米を炊いて、お肉を仕込んでいる間に炒り卵を作ります。菜箸4本でポロポロに。

同様に鶏そぼろも。いい香り〜。

あっという間に完成! 買ってきた刻みねぎで三色丼の雰囲気が出るのもうれしいし、実際ねぎのアクセントがすごくよかったです。
これ、朝仕込んで夜食べるのが基本だけど、夜仕込んで翌日のお弁当用やブランチに仕上げるのもよさそう〜。じつは最初にスーパーに行ったとき、あわてて豚ひき肉を買ってしまって鶏ひき肉を買い直したので、冷蔵庫にはまだ豚ひき肉が……。すぐ他の漬けとくレシピを試してみようと思います!


漬け込み5分の漬けとく献立
市瀬悦子/オレンジページ

PROFILE
夢眠ねむ(ゆめみ・ねむ)
2009年にアイドルユニット「でんぱ組.inc」に加入し、グループ活動のかたわら、映像制作やコラム執筆など多方面で活躍。19年にはグループを卒業し、芸能界を引退。現在は、下北沢の書店「夢眠書店」の経営、「たぬきゅんフレンズ」のキャラクタープロデュースなどを行う。レシピ本を出したり、カレーをプロデュースするなど、食へのこだわりも強い。主婦でもある。
レシピ/市瀬悦子 料理再現・文・写真/夢眠ねむ