初めてトライするお菓子でも失敗知らず。そんな素材の配合が、「黄金比率」です。
基本の『レアチーズケーキ』の作り方・黄金比率で作る人気レシピ|ヨーグルトなし

シンプルだから作りやすい
レアチーズケーキ
の
黄金比率
クリームチーズ
200
g
砂糖
50
g
生クリーム
1/2
カップ
レモン汁
大さじ1
粉ゼラチン
3
g
ふわっと柔らかい食感と、
ほどよい酸味が、ついあとを引くおいしさ。
泡立てた生クリームを加えることで、
軽やかな口当たりとこくが生まれます。
レアチーズケーキ

ふんわりとした食感を楽しむなら、ゼラチンは3ɡ がベスト。
5ɡ だと少し堅めになります。
クリームチーズを室温にもどすことも、
なめらかさの秘訣です。
冷たいままだと混ぜにくく、だまになる原因に。
指がすっと入るくらいまでしっかり柔らかくしてから使いましょう。
材料(直径15㎝の型1台分)
クリームチーズ
200g
グラニュー糖(または上白糖)
50g
生クリーム(乳脂肪分42%のもの)
1/2カップ
レモン汁
大さじ1
粉ゼラチン
3g
〈土台〉
市販のビスケット
50g
バター(食塩不使用)
25g
今回使った型
直径15㎝の丸型で底が抜けるタイプのもの。
変色しづらいステンレス製のものがおすすめ。

下準備
- クリームチーズは室温にもどす。急ぐ場合は、耐熱ボールに入れ、200Wの電子レンジで1分加熱する。堅ければ様子をみながら10秒ずつ追加で加熱する。
- 小さめのフライパンに高さ2㎝ほどの湯を沸かし、火を止める。耐熱の器にバターを入れ、器ごと湯に入れて溶かす(湯はとっておく)。
- 口径12㎝ほどの耐熱の器に水大さじ1を入れ、ゼラチンをふり入れて混ぜる。
- 型の底に合わせてオーブン用シートを敷く。
作り方
1
ビスケットは厚手のポリ袋に入れ、めん棒でたたいて細かく砕く。溶かしたバターを加え、袋の外からもんで全体になじませる。型に出移し、スプーンの背で押しつぶしながら広げる。冷蔵庫に入れて冷やしておく。

2
ボールに生クリームを入れ、ひとまわり大きいボールに氷水を入れて重ねる。ボールの底を氷水に当てながら、泡立て器で六分立て※に泡立てる(④でゼラチン液を加えたクリームチーズと同じくらいの堅さにすると、混ざりやすくなる)。
※泡立て器を持ち上げると、帯状にとろとろと落ちて跡がすぐ消えるくらい。

3
別のボールにクリームチーズを入れ、グラニュー糖を加えて泡立て器ですり混ぜる。全体に混ざったら、レモン汁を加えてさらに混ぜる。

4
フライパンの湯を再び沸かし、火を止めて少しおき、ゼラチン液を器ごと湯に入れて溶かす。ゼラチン液の器に、③を大さじ2程度入れて混ぜ、③のボールに戻し入れて、泡立て器で混ぜる(こうすると、ゼラチンが全体にまんべんなく混ざる)。

5
④のボールに②のクリームを加え、泡立て器で混ぜる。全体がなじんだら、①の型に流し入れ、ゴムべらで表面を平らに整える。ラップをかけて冷蔵庫に入れ、2 ~3時間冷やし固める。

6
冷蔵庫から取り出し、包丁の刃先を型の周囲にそってぐるりと入れる。型ごと缶など高さのあるものの上にのせ、ゆっくりと下ろして型をはずす。
(⅙量で272kcal、塩分0.3g)


料理/荻田尚子 撮影/福尾美雪 スタイリング/池水陽子 熱量・塩分計算/五戸美香(スタジオナッツ)