700人に聞いた更年期で辛いTOP2とは?症状に効くツボと体質別の効果的な押し方を解説
要約
・更年期症状の悩みを女性757人にアンケート。1位は「ほてり・ホットフラッシュ」で61.4%。
・2位は「疲れやすい・だるい」で50.2%。不眠やイライラ、肩こりなどの悩みも上位に。
・更年期の不調におすすめのツボ「太衝(たいしょう)」を、鍼灸師・飯髙貴子先生が解説します。
ほてりやイライラ、不眠など、人によってさまざまな症状が現れる更年期。実際のところ、みんなはどんな不調に悩んでいるのでしょうか?
そこで今回は、オレンジページメンバーズ757人に聞いた「更年期症状のお悩みランキング」をご紹介。さらに、鍼灸師・国際中医師の飯髙貴子先生に、更年期のさまざまな不調をやわらげるツボを教えてもらいました。
700人に聞いた! 更年期症状のお悩みランキング
※調査対象:オレンジページメンバーズ(国内在住女性757人) 調査期間:20206年6月25日~29日
ほてり・ホットフラッシュ……61.4%
「急に暑くなったり寒くなったりして体温の調節がうまくいかず、仕事に集中できなくなりました」(50代・あお)
疲れやすい・だるい……50.2%
「電車に乗る程度の外出で疲れるので、外出しない日が週に数日は必要です」(40代・ここ)
不眠・眠りが浅い・昼間に眠くなる……42.7 %
「なかなか寝つけないし、寝ても夜中に何度も目が覚めてしまい、朝起きられない……」(50代・あさゆき)
イライラ・怒りっぽい……41.4%
「何にイライラしているのかわからないくらい気持ちが落ち着かず(とくに夫に対して)、家庭が険悪な状態に」(50代・かずえっこ)
肩こり・腰痛・背中の痛み……38.6%
「肩から首、頭の痛みが生理前後で発症し、痛み止めをのんでも効かないのでつらかった」(50代・より)
不安感・落ち込み……37.4%
「急に悲観的なことばかりいろいろ想像して生きるのがいやになってしまい、その考えが頭から離れなくて泣く」(40代・なお)
めまい・ふらつき……32.1%
「めまいがひどいときは、自分が動くことで乗り物酔いみたいな状態になってしまい、何もできなかった」(50代・おりぜー)
更年期症状の全般におすすめのツボ
【太衝】自律神経や感情を整える重要なツボ

自律神経や感情を整える重要なツボ「肝」とつながりのあるツボ。東洋医学において「肝」は自律神経や感情、ホルモンバランスとかかわりが深く、「太衝」のツボを刺激することで、さまざまな更年期症状をやわらげるといわれています。
【太衝(たいしょう)】
足の甲の親指と人さし指の骨が交差する場所
基本のツボ押し。「押す」→「流す」の2ステップ!

❶ ツボを押す
親指の腹で「の」の字を描くようにツボを押しながら刺激します。息を吐きながら行うとベター。押す以外にもさする、つまむなど、やりやすい方法でOK。押したときに「心地いい」か「強く不快な痛さ」かで、回数や押し方が変わります(下記を参照)。
❷ 経絡を意識して指を動かす
ツボを押したら、経絡の流れを意識して矢印の方向へ指をすべらせます。「太衝」の場合、経絡は足先から足首へ流れます。
チェック!
心地いい場合→虚の傾向
血や気が不足している「虚」の状態。心地いい力加減で10~30回を目安に「押す→経絡を流す」を繰り返し、エネルギーを補う気持ちで刺激する。
強く不快な痛さを感じる場合→実の傾向
血や気が停滞している「実」の状態。しっかりめの力加減で3~5回、経絡と逆の向きに押したあと、経絡の流れに沿って2~3回指をすべらせるようにして流す。
更年期の不調とうまくつきあっていくために、できることから少しずつ。気軽にできるツボ押しも、セルフケアのひとつとして試してみてくださいね。
教えてくれたのは……飯髙 貴子先生
鍼灸師、国際中医師。メルスィ鍼灸治療院院長、一般社団法人東洋医学セラピスト協会会長。26年以上にわたり経絡施術に携わる。現在は臨床のほか東洋医学の指導、経絡・ツボを活用したセルフケアを書籍やメディア、SNSを通じて発信している。
(『オレンジページ』2026年10月17日号より)
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監修/飯髙貴子 イラスト/ササキ サキコ 取材・文/池田 泉 文/池田なるみ






