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広瀬アリス「死が近くにあるからこそ、何気ない時間が愛おしい。日常の幸せを再認識できた作品」
俳優・広瀬アリス
ひろせ ありす/1994年、静岡県生まれ。2008年に俳優デビュー。09年『Seventeen』専属モデルに。大河ドラマ「どうする家康」、ドラマ「366日」「全領域異常解決室」「なんで私が神説教」、映画「AI 崩壊」「地獄の花園」など、数多くの作品に出演。来年公開される映画版「全領域異常解決室」2部作も話題。
広瀬アリス – FOSTER Management Office|Artists X
死が近くにあるからこそ、何気ない時間がいとおしい。
日常の幸せを再認識していただける映画だと思います
涼やかなたたずまい、豊かな表現力。10代でデビュー以来、モデルとして、俳優として、私たちを魅了しつづける広瀬アリスさん。公開中の主演映画「沖晴くんの涙を殺して」では、末期がんの元音楽教師・踊場京香を演じています。
「余命宣告をされた役ではありますが、そこにあまりフォーカスを当てずに演じたかもしれないです。撮影中、監督と話し合う機会も多かったのですが、悲劇のヒロインにならないようにしよう、と。悲しい感情を提供するとこの作品は〈さめる〉から、と」
監督から「今悲しい表情に見えたから、もうワンテイク」とリクエストされることもあったそう。
「大人になればなるほど、人は我慢することや心にふたをすることに慣れますよね。甘えるのが下手な京香を演じたことで、もっと素直に生きようとか、弱い自分も愛そうとか、わたし自身の生き方についても考えさせられました」

都会での治療をやめ、故郷の島に帰ってきた京香。津波で家族を失い、自分だけ死神と取引して生き残ったと語る高校生・志津川沖晴(木戸大聖)と出会います。〈喜び〉以外の感情がなく、特殊能力のある沖晴は周囲から孤立し――。
「少しファンタジーな要素もありますが、きれいごとじゃない部分をきちんと描いた人間味のある物語。固定概念として、死は重いもの、泣き叫ぶようなドラマチックなものとして捉えられがちですが、今作は日常の中に死というもの、生きるということを淡々と織り込んだ映画だと思います。そこがリアルにも感じられて。死が近くにあるからこそ、何気ない時間がいとおしくなるんです」

京香の祖母が営むカフェの近所にひとりで暮らす沖晴に、料理を届けたり、いっしょに食べたり。ふたりが心を通わせる〈食〉のシーンも印象的。広瀬さんご自身も「食べることが大好き」とほほえみます。最近よく作るのは、炊き込みご飯。
「忙しいときもバランスよく栄養をとりたくて。炊き込みご飯なら、肉、野菜、きのこなど、たっぷりの具材とお米を炊飯器に入れるだけ。以前は休みの日におかずを作りおきし、お弁当にしていましたが、今は少しでも長く寝ていたい(笑)。料理は苦手ですが、元気に生きていくために作っています」
広瀬アリスさんイチオシ!
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旅にも便利! 荷物もスリム化できました
あるとき「ミニマリストになりたい!」と思い立った広瀬さん。持ち物を減らし、ベストアイテムを探す中で出会ったのが、強力な磁石でスマホにピタッとくっつき、かさばらないこちらのスマホスタンド。「カードも入るし、自撮りのサポートにも使えるんです。旅の荷物もスリムにできました」。
これに注目!
「沖晴くんの涙を殺して」
全国上映中
監督/矢崎仁司
出演/広瀬アリス、木戸大聖、満島真之介、北乃きい、戸田菜穂、根岸季衣ほか
広瀬アリスさんからの直筆メッセージ
●2026年9月現在の情報です。
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撮影/馬場わかな 取材・文/待本里菜 ヘア&メイク/会川敦子 スタイリング/椎名倉平
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