炊き立てご飯がお店みたいな『ふっくら粒立ちご飯』になるほぐし方と盛り付けとは?
炊飯器のブザーが鳴ったら、その先が腕の見せどころ。毎日のごはんをもっとおいしくするには、炊き上がり後のひと手間が肝心です。
お米マイスター・西島豊造さんに教わる、ご飯のおいしいほぐし方と盛り付け方。プロの知恵で、炊きたてのごはんがいっそう楽しみになりますよ!
おいしいご飯のほぐし方
蒸らしが終わったら、すぐにふたを開けてご飯をほぐすべし!

(1)ご飯を4分割にする。

(2)1/4を残り3/4の上にふわりと返してのせる。

(3)ご飯一粒一粒を切り離すようにやさしく広げる。このとき、ご飯粒をつぶさないよう注意。空いた場所に、適宜ほぐしたご飯を広げながら、同様にあと3回繰り返す。
蒸らし時間がプログラムされている炊飯器の場合、ブザーが鳴ったらすぐにふたを開け、余分な蒸気を逃がして。そのまま放置すると蒸らしすぎになるので注意しましょう。
おいしいご飯の盛り方
しゃもじにのせたご飯を茶碗にスライドさせるように盛る

ほぐし終わったご飯は、一粒一粒が立っていてふっくら。茶碗に盛る際は、ご飯粒をつぶさないようやさしくしゃもじですくい、そのままの形を保って茶碗へすべらせるようにそっと盛ります。
これはNG!

ご飯を茶碗に押しつけないで。お弁当も同様に。むやみにさわるのは禁物ですよ。
今日からさっそく試して、おいしい炊きたてを楽しんでください!
教えてくれたのは……西島豊造さん
五ツ星お米マイスター。米穀店「スズノブ」代表取締役。お米の産地と消費者をつなぐパイプ役として、地域のブランド米づくりや地域活性化に尽力。メディアにも多数出演し、お米情報を発信中。
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監修/西島豊造 イラスト/ナカオテッペイ 取材・原文/児玉知子 文/池田なるみ








