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どうする?どうなる?老後の4K

夫の〈おじさん化〉が止まりません。嫌いになってしまいそう。【秀島史香さんが回答/老後の4K】

2024.06.07

超高齢社会を迎え、「人生100年時代」といわれる現代。
だからこそ、考えだしたら不安でたまらない、家族や自分の老後の生活。
各分野のスペシャリストが、そんなあなたの不安にそっと寄り添います。

今回のお悩み/健康

夫の〈おじさん化〉が止まりません。このままだと嫌いになってしまいそう……。

夫は6歳年上です。最近、夫の〈おじさん化〉が目についてしかたがありません。ぽっこりと出たおなか、薄くなった髪、加齢臭にいびき……。身なりにも無頓着で、休日は一歩も外に出ず、一日じゅうジャージでスマホやテレビを見ながらゴロゴロ。「少しは運動したら?」と言っても耳を貸さず。年齢的には立派なおじさんなのでしかたがないのですが、若いころ「こんなおじさんイヤだなあ」と思っていたその姿になってしまい、がっかりしています。このままだと夫のことが嫌いになってしまいそうです。自分も同じようにおばさんになっているので、人のことは言えないのですが……。
(50歳・女性)

秀島史香さんの回答

奥さまプロデュースの「お出かけ作戦」で、ご主人の魅力を再発見しては?

ふきだし
お悩み回答者

秀島史香さん

ご主人に限らず、見た目や若さに関しては、悲しいかな年々目減りしていくのが現実。容姿だけに目を向けていると、「あそこもここも」と〈ダメ出しの連鎖〉から抜け出せなくなってしまいます。ここは奥さまからアクションを起こして、もう一度ご主人を好きになる努力をしてみてはどうでしょう?

家でゴロゴロしている姿を見てほれなおすことはないでしょうから(笑)、ぜひ夫婦で楽しめるようなお出かけを計画してみてください。地域のイベントや日帰り温泉に出かけたり、新しいレストランを開拓してみたり……。「ここ、すごくよさそうだからいっしょに行かない?」なんてノリノリで誘えば、ご主人も乗ってきてくれるはず。そしてお出かけ先では、「楽しいね」「いいね」と終始機嫌よく振る舞うのがポイント! 照れくさいかもしれませんが、役者になったつもりで(笑)。出先に洋服屋さんがあったら、「これ、あなたに似合いそう」と見立ててあげましょう。

そうやって夫婦デートを楽しむと、家ではあまり見ない顔を知ることができますし、「この人のこういうところが好きだったんだ」と、ご主人の魅力を再認識できると思うんですよね。ご主人も外に出ることで、若々しい気持ちを取り戻してくれるのではないでしょうか。

ダメ出しをしたくなったときは、ポジティブな言い換えを。「それダサくない?」ではなく、「こっちのほうがおしゃれだよ」と伝えたほうが、相手もすんなり受け入れてくれると思いますよ!

秀島史香さん
DJ・ナレーター。慶應義塾大学在学中にラジオDJデビュー。「SHONAN by the Sea」(Fm yokohama)をはじめとするラジオ番組のほか、テレビ、映画、CMなどのナレーション、通訳や字幕翻訳、執筆活動と幅広く活躍。最新刊は『なぜか聴きたくなる人の話し方』(朝日新聞出版)。

取材・文/太田順子 イラスト/松元まり子

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