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発酵マイスター榎本美沙の「親子ごはん」

赤ちゃんといっしょに! 春キャベツとしらすの食べ方アイディア【取り分けレシピ】

2023.04.29

みなさま、はじめまして。
料理家・発酵マイスターの榎本美沙と申します。

ふだんはオレンジページさんをはじめ、雑誌や書籍、テレビなどで、発酵食品や季節の野菜のレシピ開発の仕事をしています。
 
私事ですが昨年の夏、第1子となる男の子を出産いたしました。逆子だったため、8/31(やさいの日)に帝王切開の予定だったのですが、緊急帝王切開となり、少し早めに生まれることに。心配しましたが、体重も3000gほどで元気に生まれてきてくれました。  

あっという間に7ヵ月を過ぎ、最近の息子は、寝返りは上手になり、後ろに進んだり、旋回ができるように。
まだ前には進めません(笑)。
こちらの連載では、同じ食材を取り分けて作る、息子の離乳食と夫婦の大人ごはんについて、書いていけたらと思っています。
小さなお子さんがいるかたはもちろん、大人用はふだんのごはん作りのヒントにしていただけたら、と思っています。

よろしければ、初めての育児にドタバタ、あたふたしている榎本家の様子も、笑って見守っていただければうれしいです……(笑)。

今月の親子食材「春キャベツとしらす」

今回使う食材は〈春キャベツ〉と〈しらす〉です。

私は、食卓から季節を味わってほしいという思いで「榎本美沙の季節料理」というYouTubeをやっています。
息子にも同じように、どんなものもいつでも手に入る時代だからこそ、季節の食材を四季にわたって楽しんでほしいのです。

なので、離乳食もこの時期は春のものを。春キャベツは、葉が柔らかく、やさしい甘みで子どもでも食べやすいんです。
しらすも柔らかく、カルシウムなどの栄養もとれるのでよく使用しています。

素材の味を楽しむ大人ごはん
・春キャベツとしらすのオイルサラダ


数ある春キャベツの食べ方の中でも、私はオイル蒸しが大好物! 毎年この時期を待ちわびるほど、大好きです。
子どもには、まだオイル蒸しはあげられないので、春キャベツをざくざく刻んだものをシンプルにフライパン蒸しに。仕上げにオイルをかけ、たっぷりのしらすと合わせます。

しらすの塩けだけで、充分おいしいサラダに。レモンをキュッと絞ったり、パスタと合わせたりしてもいいですよ。
ぜひ大人用だけでも、お試しいただけたら!

少量取り分けて子どもごはん
・春キャベツとしらすご飯
・つぶしにんじんのチーズあえ


春キャベツは大人用と一緒にフライパン蒸しにし、柔らかい葉の部分のみを包丁で刻みます。
離乳食はゆでて作ることが多いのですが、私は蒸して作ることも。栄養が流出するのを防げるうえに、蒸すことで素材の味がぎゅっと凝縮されておいしくなるんです。

とくに、春キャベツはフライパンで蒸すだけでしっかり柔らかくなるのが◎。蒸し汁がフライパンに少し残るので、そちらも合わせて離乳食に使います。数回分をまとめて作り、小分け冷凍しておくのがおすすめ!
しらすは熱湯で塩抜きし、再び熱湯につけてから刻んでいます。

今回の春キャベツとしらすご飯は、おかゆのとろみで食べやすいのがポイント! 7ヵ月の息子も好きなようで、甘いにんじんのあえものといっしょによーく食べてくれました。
ただ、チーズを食べ始められる時期には個人差があるので、お子さんの成長に合わせて作ってみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
次回は5月13日(土)更新の予定です。
また次回も楽しみにしていただけたらと思います。

榎本美沙さん榎本美沙
料理家・発酵マイスター。発酵食品、旬の野菜を使ったシンプルなレシピが好評で、テレビ、雑誌や書籍へのレシピ提供、イベント出演などを行う。 YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」、 Instagram(@misa_enomoto)、 夫婦でつくるレシピサイト「ふたりごはん」も人気。最新刊『ちょこっとから楽しむ はじめての梅仕事』(山と溪谷社)が好評発売中。その他の著書に『今すぐ始められる、毎日続けられる。ゆる発酵』(小社)、『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(主婦と生活社)など。


最新刊『発酵あんことおやつ』(主婦と生活社)が好評発売中!

過去の連載はこちら>>

写真・文/榎本美沙 ヘッダー写真/砂原 文

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