料理と食をこよなく愛するオレンジページの編集者が、撮影や取材、プライベートで愛用する、とっておきの手土産を紹介します。今回担当するのは、『オレンジページ』編集部樋口。旅先では「お菓子・漬け物・瓶詰め」の3つをチェックするのが恒例です。
横浜中華街の近所に住んでいた時期があり、ランチがてらブラブラと散歩することがよくありました。
そのなかで見つけたのが、今回のお菓子「
番餅(バンピン)」。
横浜中華街の名店「
重慶飯店」さんが手掛ける中華菓子です。
「そういえば中華菓子ってあんまり食べたことないな」と思って購入したところ、これが自分のなかで大ヒット。
あんこ好き、くるみ好きにはぜひとも食べてほしいおやつです。
くるみ&あんこぎっしり!
横浜・重慶飯店 番餅(大) 1箱 1188円

【賞味期限:製造日より75日】
オンラインショップにて取り寄せ可
「番餅」という名前の由来は、中国の種族である番人(ばんじん)が作っていたお菓子にあるとか。あんを皮で包んで筒状にし、切って焼き上げたもので、重慶飯店ではこのお菓子をアレンジし、「番餅」と名付けたそうです。
なめらかな黒あんをしっとりとした生地で包み、表面にはローストくるみがたっぷりかかっています。
どっしりと重厚感のあるビジュアルですが、食べてみると見た目よりも甘さ控えめで、驚くほどかろやか。香ばしいくるみの食感も楽しく、飽きのこないおいしさなんです。
「番餅」、ここも推せる!
●みっちみちに詰まった、なめらかな黒あん。

生地に包まれているのは、きめ細かく美しい黒あん。なめらかな舌ざわりで、すっきりとした甘さが上品な味わいです。この黒あんが、生地とのすきまがないほどにぎっしりと詰まっています。
●香ばしいくるみが、これまたたっぷり。

生地の上面には、香ばしさがふわっと広がるくるみが、これまたすきまなくトッピングされています。ポリポリとした食感と香ばしい風味がいいアクセントになり、上品な黒あんとよく合います。
●大人数で分け合うでもよし、一人でちょっとずつ食べるもよし。
手土産にして大人数で分け合うのはもちろん、日持ちするので自分のごほうびおやつとしてちょっとずつ食べる楽しみも!
ちなみに、食べきりサイズの「番餅(小)」(345円)もあるので、個包装で配りたいときはこちらもおすすめです。
いれたての中国茶はもちろん、日本茶やコーヒーにもよく合います。
私は暑い日に水出し緑茶といただくのがお気に入りです♪
あんことくるみのコンビネーション、ぜひ味わってみて。
夏はよく冷えたお茶とどうぞ。
おいしいもの帖 No.24
番餅(大)
1箱1本入り 1188円(税込み)【賞味期限:製造より約2カ月】/関東・神奈川/おすすめシーン・手土産や贈答品、お茶会、来客時のお茶請けに
※取り寄せ可、送料別。
https://e-shop.jukeihanten.com/
SHOP DATA
重慶飯店 第一売店
神奈川県横浜市中区山下町185
TEL: 045-641-6874
営業時間:10:00~20:00(日~木曜日)、10:00〜21:00(金・土曜日)
『オレンジページ』編集部・樋口
青森県出身。育った土地ゆえか、しょっぱいものと辛い物が好きだが最近は健康を考えて減塩を意識。好きなものはラーメン、海外ドラマ、オカルト。うさぎ占いはロップイヤー。