一度に使いきれない野菜は、切り口にラップをしてからポリ袋に入れて保存するのがするかたが多いのでは? わが家も基本はそうなのですが、ラップが面倒でついそのまま保存袋に入れたり、ラップをしても乾燥して残念なことになったり……。

切り口はカサカサに乾き、ふちが茶色くなってしまった状態(あるあるです……汗)。
クシャクシャになったラップの切れ端とともに、傷んでしまった部分は薄くカットしてごみ箱へ……捨てるときは胸が痛みます。
そんな罪悪感をなくしてくれそうなアイテムを、100円ショップのDAISOで発見!
ラップの代わりに野菜の切り口にかぶせ、洗って何度も使えるというエコなアイテム。サイズの違う組み合わせで、2種類あったので両方買ってみました。

大サイズ(黄緑、オレンジ)はどちらも直径約7cm、中サイズ(赤)は直径5.5cm。小サイズ(黄)は直径約3cm。
伸びのよいシリコーンゴム素材なので、十字の穴から手で引っ張るとビヨ~ンと伸びます。
さまざまな根菜の切り口にかぶせてみた
野菜の水けをふき取ってから、「野菜シリコーンキャップ」の十字の穴に切り口を差し込み、へりを持って引っ張りながら、切り口にかぶせます。

にんじんには中サイズの赤いキャップがフィット(太さにもよりますが、長いもやさつまいもにも使えそう)。細いほうからちょっとだけ使ったときは、小サイズの黄色いキャップが使えます(長ねぎやごぼうにも使えそう)。どちらもかなりぴっちりと、すき間なく装着できました。

大サイズの黄緑とオレンジのキャップは、大根にちょうどいいサイズ。

立てられる状態なら、両手でひっぱりながらかぶせるとラクです。
にんじんと大根、1週間後の切り口を比べたら……差は歴然!
ほぼ同じ大きさにカットしたにんじんと大根で検証してみました。
一つには「野菜シリコーンキャップ」をかぶせ(左)、もう一つは片面にはなにもかぶせず、もう片面にはいつものようにラップをかけました(右)。この状態でポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室へ。

さて、1週間後。にんじんの切り口の見た目に変化が!
なにもつけていなかった右は断面が乾き、ふちが茶色くなっているのに対して、
シリコーンキャップをつけていた左は、みずみずしさを保っています。
そしてラップをしていた右(今回ははがれないように注意してました!)の断面との比較です。どちらも変色はないのですが、
違いはみずみずしさ! 
シリコーンキャップをしていたほうは、見た目にもしっとりしてキラキラしているのがわかるでしょうか? これはすごい……!

大根もこの通り! ラップをかけていた断面と比べて、シリコーンキャップをかけていたものはしっとりみずみずしさをキープできていました。

ちなみに、使ってどんどん小さくなっても(大根1本、2週間かけてここまで小さくなりました!)こんな感じで両側を
シリコーンキャップでガードしていけば、最後まで新鮮な状態で使えます。
野菜を劣化させないという意味でも、ラップを使い捨てないという意味でも、ダブルでムダがなくエコ! とても小さなことですが、社会貢献にもつながりそうなすがすがしい気分になりました。
この記事を書いたのは…
ライター・まる
100円ショップの前を通りかかると、ふらふらと吸い寄せられ、しばらく出てこられない女。食いしん坊でもあるので、キッチングッズチェックも抜かりない(そして、物が増える……)。
関連記事
【DAISOお試しレポ】襟・袖汚れをかき出す『専用スポンジ』がすごい! 白ソックスの頑固汚れも試してみた【100均レポ】 ダイソー『シリコーンラップ』が想像以上に便利すぎる!【ラップだけじゃない】