皆さんは、毎日平和に過ごしていますか?私は、毎日いろいろ起こるタイプです。
この記事は、私『オレンジページnet』編集長の原田直美と、同い年の雑誌『オレンジページ』編集長松田紀子さんとの往復書簡連載です。
第9回:「余寒の冷え性対策は焼酎⁉」オレンジページ編集長・松田紀子
一人暮らしで起こった謎の事件
今回の往復テーマは「初めての一人暮らし」。
人生で2年半ほど一人暮らしをしたのですが、その時に起こった謎の出来事があります。
当時、雑誌『Zipper』の現場編集者として、毎日楽しく忙しく働いていた私。23歳の頃で、仕事したり飲んだりで月の半分くらいは朝帰りでした。
ある日校了終わりで朝4時に帰宅し、気絶するように寝た時のことです。翌朝、出社しようとアパートの管理人室の前を通ると
「昨日、大変だったらしいわね。」
通いの管理人のおばちゃんが、話しかけてきました。
私「何のことですか?」
菅「警察が来たらしいじゃない。」
私「え、そうなんですか?大変でしたね!では、いってきまーす。」
と深く考えず、あいさつして出社しました。
衝撃の電話が会社に
その日の午後。編集部で仕事をしていると、総務部から内線が入りました。
「不動産会社から、電話が入っています。」
当時は、自分の携帯番号を伝えていなかったのですね。会社に電話がかかってくるなんて。電話に出ると
不「昨日、警察が出動したと聞いていますが、何があったんですか?」
私「ええ!どういうことでしょうか。」
詳しく聞いてみると、
・夜中の2時ごろ、隣人から騒音で通報があり警察が出動した
・不動産屋さん立ち合いのもと、うちの鍵を開けると大音量で音楽が鳴っていたため、おまわりさんが家に入って音を消した
・音が消えたので、鍵をかけて解散した
ということでした。
驚きです。
夜中の2時に、うちから大音量で音が流れていたなんて。そして、知らない間におまわりさんが家に入って出ていったなんて。
私は、そんな事件があったことはつゆ知らず、せっせと仕事をして普段通りに帰宅して、いつもと同じ我がベッドに倒れこんで寝ていたのです。
管理人さんの話していた警察騒ぎは、私の家だったのでした。おばちゃん、ごめん。
何が起こったのか。
当時は音楽はCDで聴いていた時代。どの家にも「CDコンポ」がありました。つまり、音楽はCDコンポから鳴ったわけなのですが、
① 誰かがうちに侵入して音楽をかけた
② 私のCDコンポが、無人の状態で鳴り出した
の可能性があります。
ただ、誰かが侵入しても夜中に大音量で音楽をかけることは考えにくいですよね。CDコンポのアラームを間違えてセットしたのかもと思い、確かめましたが、違いました。(入っていたCDはCHARAでした。大音量で流れたのはCHARAです。)
色々考えた結果、唯一可能性があるとすると・・・
猫です。
CDコンポは愛猫「くーちゃん」が触れない場所にあり、直接触ることは不可能なのですが、一匹で遊んでいて投げたものが偶然当たったとか?(でも、何かを投げるのを見たことはないし、音量と再生ボタンに偶然当たることは考えにくい)
正解を確かめる術はないので、ここまで読んでいただいても答えは出てきません。すみません。
エピソードとは無関係ですが、この使いこんだ「基本のお料理ブック」レシピのいくつかは、我が家の人気メニューとして残っています
紀ちゃんも、日々いろんなことが起こっていそうだけど、一人暮らしのエピソードを教えて!