食べすぎた年末年始から半月以上たったのに、一度ついたお肉がなかなか落ちない……。だったら日常生活のなかでできる「
やせ習慣」を意識して過ごしてみませんか?
教えてくれたのは、Y'sサイエンスクリニック広尾統括院長で医学博士の日比野佐和子先生。自身のダイエット経験から健康的にやせるための「美習慣」があるとのこと、仕事や作業の合間にでも押せる「
ダイエット効果のあるツボ」と押し方を教えてくれました。
どれも痛気持ちいい程度の力加減で、リラックスして行うのがポイントです。
やせるツボ① 顔のむくみに効く「頬車(きょうしゃ)」「顴髎(かんりょう)」

「
頬車」は、首から上の血流やリンパの流れを促すツボ。下あごのえらから指の幅1 本分内側のくぼんだところ。
「
顴髎」は、顔の血行を促し、老廃物を流すツボ。ほお骨下側のくぼんだところと、目じりから下ろした線が交わるところ。
【押し方】左右のツボに指を当てて、押し上げるように2 秒プッシュ×5 回。考えごとをしているときに、手指を組んで親指でツボ押ししても。
やせるツボ② イライラ&食欲抑制に「耳の神門(しんもん)」

「
耳の神門」は、耳の上部にあるY字形の軟骨のくぼみの間にあるツボ。自律神経を
整えて、食欲やイライラを抑制します。ストレスによる暴飲暴食を防ぎたいときにも。
【押し方】左右それぞれのツボに、人さし指を当てて後ろから親指ではさみ、2 秒プッシュ×5 回。デスクワークや移動中も、手軽にできます。
やせるツボ③ くびれづくりに「志室(ししつ)」

ウエストライン上で、背骨から左右に指の幅4 本分外側にあるツボ。腎臓の機能を高め、腰まわりを引き締めます。
【押し方】両手で腰を支え、親指をそれぞれ左右のツボに当てて、背骨に向かって2 秒プッシュ×5 回。作業で立ちあがったついでに押してみて。
この3つのツボなら、ちょっとしたすきま時間でも押せますよね。
気がついたら押す習慣をつけて、自然にプチダイエットしちゃいましょう♪
教えてくれたのは
日比野佐和子先生
Y'sサイエンスクリニック広尾統括院長。医学博士。内科医、皮膚科医、眼科医、アンチエイジングドクター(日本抗加齢医学会認定医)。自身のダイエット経験から、健康的にやせるための「美習慣」を伝えている。著書に『忙しくても15㎏やせて二度と太らない美習慣』(主婦の友社)などがある。
(
『オレンジページ』2023年2月2日号より)
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