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【水晶玉子の2025年下半期の運勢】居場所を整えるのが開運に。いくらでもやり直せます

変化の時代を迎えた今、星たちが教えてくれるのは“目の前の暮らし”を大切にすること。占い界のレジェンド・水晶玉子先生が語る、心と生活を守るための具体的なアクション、ラッキーアイテム、そして「迷うこと」すら前向きにするマインドのヒントとは?

前編:【水晶玉子が占う2025年下半期運勢】生き方を選び直す為の『最終調整期間』の半年に

開運のカギは、自分の居場所を整えることから

では、この2025年後半、私たちはどのように過ごしていけばいいのでしょうか。星の流れに身をゆだねながら、でもただ流されるのではなく、自分の足もとをしっかりと見つめなおすこと。それがこれからの半年をよりよく過ごすための大きなヒントになると思います。

まず何よりも大切なのは、「生活を整える」こと。大きな変化を外に求めるのではなく、自分の家、自分の部屋、自分の暮らしに目を向けてみてください。木星が蟹座に入ったこの後半は、「家庭」「家族」「故郷」「居場所」といったキーワードが、とても重要になってきます。

たとえば、お部屋を少し片づけてみる。古いカーテンを替えてみる。思い出の写真を飾ってみる。ほんの少しの変化でも、自分の「心の居場所」を整えることにつながっていくんです。風水的にも「掃除」は運気を呼び込む基本のアクションですし、今年のような“揺れる年”には、特におすすめの開運行動です。

ラッキーアイテムとしては、レトロなものや、日本製のものに注目してみてください。たとえば、がま口タイプのお財布。小銭もお札も、ちょっとした小物も入る、そんな“欲張り”なアイテムが蟹座の木星と相性抜群なんです。今年後半から来年にかけては、色はシャンパンゴールドやアイボリーホワイトシルバーのようなやわらかくて品のあるトーンが運気を呼び込みます。

食の見直しは、心の見直しにもつながります

また、食べ物に関しても「安心・安全・地に足のついたもの」を意識して。これまで7年近く、牡牛座にいた天王星の影響で、「食」や「お金」のあり方は大きく変わりました。Uber Eatsのような宅配サービス、冷凍食品の進化、キャッシュレス化の流れ。とても便利になった一方で、「これで本当にいいのかな?」と感じる人も増えているように思います。

だからこそ、2025年後半は“原点回帰”が大切。旬のものを地元で買うとか、昔ながらの調味料を使ってみるとか、あえて少し手間をかけてみる。添加物や加工品ばかりでなく、素材そのものの味に目を向ける。そんな“ていねいな食”が、心も整えてくれると思います。

そして、忘れてはいけないのが「先祖」や「ルーツ」とのつながり。蟹座に木星が入るこの時期、お墓参りは本当に強い開運アクションになります。お盆や命日といった特別な日でなくても、自分の中で「今日は行ってみようかな」と思えたそのタイミングが、いちばんいい日なんです。お墓に行けなくても、実家の掃除や、親との電話、昔のアルバムを開くことでも“命の流れ”に触れることができます。

たとえば、遠く離れた両親に電話ではなく、顔を見て話してみる。最近は画面越しでも簡単につながれる時代ですし、それだけでも「今、自分は守られているんだな」という実感が、心を落ち着けてくれます。懐かしい場所やホッとできる場所に行ってみるのもラッキーアクションです。

やりなおすチャンスがたくさんある2025年後半、あせらないで

2025年後半は、土星や海王星が逆行し、一時的に魚座へ戻っていきます。水星の逆行も重なりますので、交通機関の乱れや通信トラブル、気持ちの迷いなど、“うまくいかないこと”も出てくるかもしれません。でも、逆行は「見直す」「やりなおす」チャンスでもあるんです。

何か失敗したなと感じても、そこから何を学ぶかが大事。星たちが逆行する時期は、未来に向けての“軌道修正”をするためにある。だからあせらなくていいですよ。整理して、整えて、「次はこうしてみよう」と一つずつ選びなおしていけばいいんです。

そして大事なのは、「迷ってもいい」ということ。今はまだ、世の中も自分も“定まらない”時期です。「こっちかな」「あれ、やっぱり違うかも」――そうやって迷いながら、自分だけの軸がだんだんできていく。その過程こそが、占星術的に見ると“2025年後半の学び”でもあるんです。

情報に翻弄されず、選ぶ力を育てていく半年に

ニュースやSNSでも、真逆の意見が飛び交っています。どちらが正しいかではなく、自分が何を信じたいか、何に心が動くかを大切にしてみてください。星たちは今、「一人一人の感覚」を育てようとしています。だからこそ、“自分の感覚”に自信を持ってほしいのです。

2026年には、本格的な新時代が動きはじめます。そこに向けて、今年後半は、暮らしを見直し、心を整え、何を守っていきたいのかを静かに問いなおすタイミング華やかなアクションよりも、小さな整えが未来を変えていきます。あわてず、あせらず、でも目をそらさず。そんな心持ちで、この変わりゆく世界とつながっていけたら素敵だなと思っています。

水晶玉子先生

 水晶玉子(すいしょう たまこ)
占術研究家。幼いころから占いに興味を持ち、東洋占星術、西洋占星術、タロットカードなど数々の占いを研究。
幅広い知識に裏打ちされた占いで当たると評判になり、女性誌を中心に大活躍。
オリエンタル占星術、フルーツフォーチュンなどのオリジナル占いでも知られる。

取材・文/有馬美穂 イラスト/Shapre